M:i:IIIのレビュー・感想・評価
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結婚したイーサン・ハント
余韻は薄いが、没入度は高し。
裏切り者が多いw
安定
アクションはアレだけど心理戦が面白い
現場の仕事はもう引退し養成所の教師をしながら結婚間近のイーサン。そんな折、過去の生徒がミッション中に兵器密売者オーウェン・デイヴィアンの組織に捕まり、彼女の奪還ミッションに招集される。しかしミッションは失敗に終わり、イーサンはダヴィアンを拉致するミッションを独自に遂行するが…。
デ・パルマ、ジョン・ウーに続き、J・J・エイブラムス監督作品。前回もイーサンは恋をしていたわけだが、今回は結婚しちゃおうとう一般人女性が居る。そして彼女はもちろん狙われる。アクション自体はあまり印象に残るような派手さはないが(イーサン、走る走る)、今回の作品の面白いところは、フィリップ・シーモア・ホフマン演じるデイヴィアンのイーサンに対する心理攻撃。直球型のイーサンを心理的に翻弄し悩ませる、ちょっと違ったタイプの冷血悪役なのである。あのぽっちゃりしたホフマンの優しい雰囲気が余計に怖い。完全にイーサンを自分ペースに巻き込む喋りスキルを有しており、1対1となるとイーサンは全く相手にならないのだ。そういうワクワク感が印象的過ぎて、どうもアクションや見せ場に欠けるところがあり、しばらくすれば忘れてしまうような映画になっているのは残念。
愛する者の為のミッション
トム・クルーズ主演のスパイ・アクション『ミッション・インポッシブル』シリーズの第3弾。2006年の作品で、当時も劇場鑑賞したが、シリーズ・ファイナルを迎えた今、改めて、配信で鑑賞した。19年前の作品だが、命がけのギリギリのスタント・アクションを、トム自身が取り組んでいるのは、今と変わらないが、むしろ還暦を過ぎての最新作の方が、アクションの派手さを増していると感じた。本作の主な舞台は上海。当時、中国マネーがハリウッドに進出し始めた初期の頃で、多分にその流れもあるシチュエーションなのだろう。
本作のミッションは2つ。1つ目は、最新作にも通じる『ラビットフット』を巡る攻防戦で、フィリップ・シーモア・ホフマン演じる、凶悪な武器商人・オーウェン・ディビアンから、『ラビットフッド』を死守すること。そして、2つ目は、一旦はイーサンに捕らえられたディビアンが逃走し、その際、イーサンの妻・ジュリアが拉致されてしまったので、その救出を試みるというもの。
本作でのアクションも、いつもの激しいガンアクションや体を張ってのファイト・アクションは勿論のこと、風速発電用の大きなプロペラの鉄柱の林の中でのヘリコプターによるバトルから始まり、上海の高層ビルの間を、ロープ一本で大ジャンプで渡ったり、そこから開かないパラシュートで、決死の脱出をしたりと、観る者を飽きさせないアクションが次から次へと繰り出された。
また、イーサンが所属するIMF内部の裏切りによる陰謀も絡み、窮地に追い込まれる中での、命がけのミッション。そして、イーサン自身も、ディビアンによって頭に爆弾を埋め込まれて、爆弾がへ破裂する死の間際が迫っての救出劇を繰り広げる。
今回のミッション仲間は、初回からの顔なじみのルーサー役のビング・レイムスをはじめに、スレーダーなアジアン・ビューティーのマギー・Q、若きエージェントにジョナサン・リース=マイヤーズ、そして、その後もずっと仲間として親交を熱くしていくベンジー役のサイモン・ベックが、イーサンと共に不可能なミッションに挑む。また、ローレンス・フィッシュバーンが長官役で、敵か味方が最後まで分からないコウモリ役を演じている。
イーサン・ハント(クルーズ)は第一線から退き、後進の指導をしていた...
言えないけど信じれる?
休むことない派手な活劇
総合:75点
ストーリー: 70
キャスト: 75
演出: 80
ビジュアル: 80
音楽: 70
シリーズの他の作品同様に相変わらずの派手な活劇と金のかかった映像とで楽しめる。物語の展開は早く常にせわしく動き回るので、娯楽映画として退屈することなく常に活劇を追いかけられる。
物語は非現実的でスパイとしても特殊部隊としても考えられないものであるのもシリーズ共通だが、そんなことはこの映画には関係ない。かっこいい主人公が苦悩しながらも憎らしい敵と息詰まる派手な活劇を続けて対決するという、娯楽映画としてはベタなもの。しかし演出と展開の早さで最初から最後まで見せてくれる。活劇も前作よりもまともになって、映画として質が向上した。
ストーリーありきのアクション
アクション映画としては、よくまとまっていた
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