「お話はスッカスカなのに、オーケン曲が使われていたことで、不思議な☆4点作品です。」マスター・オブ・サンダー 決戦!!封魔龍虎伝 野球十兵衛さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0お話はスッカスカなのに、オーケン曲が使われていたことで、不思議な☆4点作品です。

2022年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD

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なんでこんなマスター・オブ・カルト作品を観ようと思ったのは、そう!大ファンの大槻ケンヂ率いるロック(?)バンド“特撮”の「ロコ!思うままに」がエンディングテーマとして使われているからと知って。
ただそれだけの理由で。
あと、千葉真一と倉田保明の共演も胸熱かと思って。←ふつーの人ならこっち目当て(笑)
まぁ端的な感想としては、Vシネマの類かと思い。わざわざ映画でやるべき内容なの?というのが正直な思いでした。
で、劇中曲にも“特撮”(ややこしい名前のバンド!)の曲のインストゥルメンタルが多数使われていた訳です。
効果的かどうかはさておき。
聴いてわかった順を追って書くと(誰得?)
「テレパシー」→「ダンシングベイビーズ」→「人間以外の俺になれ」→「ルーズ・ザ・ウェイ」→「ロコ!思うままに」→「オムライザー」→「人間以外の俺になれ」→「ゴスロリちゃん、綱渡りから落下す」→「人狼天使」→「オムライザー」→「世界中のロックバンドが今夜も」→「人間以外の俺になれ」→「ゴスロリちゃん、綱渡りから落下す」→「人狼天使」→「世界中のロックバンドが今夜も」→「人狼天使」→「ケテルビー」→「NIGHT LIGHT」→エンディングの「ロコ!思うままに」(ここはテーマ曲としてボーカル有りver.にしてほしかったところです)以外にも多数使用されていたみたいです。(エンドロールを見て知ったです)
思うに監督さん、重度のオーケンファン?
また、私が存じ上げないだけで、他のアーティストさんの曲も多数使われていたようですね。(エンドロールを見て知ったです)
まずこの監督さん、劇中曲をお気に入りのバンドの曲を使いたいことありきで、じゃぁそれを作品としてどう調理しようかということで、千葉真一と倉田保明の夢の共演で撮ったっぽいのかなぁ?
そうそう!肝心の映画のお話ですよね。
千葉真一、倉田保明両御大のキレッキレのアクションは、さすがにメインの見どころとして楽しめました。
あと、後継者になる若者七人衆の、特に女子ーズの私服がかわいかったです。もちろんアクションもかなり頑張っていたと思うです。
特に主演?の木下あゆ美ちゃんのデニムの超ミニスカは、どストライクでした。できれば修行中&戦闘シーンでも私服でお願いしたかったです。(もちろんパンチラを期待で・笑)
筆者ではよくわからなかった小ネタも挟みつつ、女子ーズたちが本当にかわいいのな!
御大お二人のアクションとオーケン曲が劇中で使われていたことで基礎点☆3です。
あと女子ーズたちのかわいい私服姿を見ることができたことで☆1加点。
肝心のお話については…加点無しなのな(笑)ここで-☆1点。惜しい!
ぶっちゃけお話はスッカスカの中身。
逆に言うとお話さえもう少しがんばっていれば、こんなカルト映画でも夢の☆5点は行っていたのになぁ。
冒頭の圧巻のワンカットっぽい100人組手?もちょっとしょぼいっちゃぁしょぼいんですよね。がんばってはいるんですけれど。
他には特に語るべきこともなかったですね、はい…
ちなみにレビューを書く参考にしてみたくWikipedia先生にお伺いを立てようとしたのですが、この作品に関してはページが作成されていなかったです。
そこからもこの作品の評価は推して知るべしなのかなぁ…

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野球十兵衛、