時をかける少女(2006)のレビュー・感想・評価
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後世に伝えたいの不朽の名作!!
過ぎ去った時を戻ったとしても、思い通りにはできない
10年くらい前にDVDで見ていい映画だなと思い、この度劇場公開されるということで足を運びました。
2回目でわかったところもあり、疑問点もありましたがやっぱり名作ですね。細田守監督の他作品も見てきましたが、個人的にはこの作品がダントツでいいと思う。
タイムリープしてリセットされた体に、10時間分のカラオケのダメージが残ったのは不思議でしたが、精神的ダメージで喉の痛さを感じたのかと勝手に解釈した。
「未来で会おう」という千昭のいる未来はかなり遠い未来だと思うけれど、普通に生きてて会えるのか?という疑問は野暮なんでしょうね。
マコトに告白した時の千昭は、未来に戻らずに現在世界でマコトと付き合う覚悟をしたのだと思うけど、このマコトにとって最もハッピーエンドの世界は2度と戻らなかった。
このあたりが、繰り返そうとも同じ時間は戻ってはこないを表していて感銘を受けました。
粗はあるが名作ジュブナイル
高校生男子二人と女子一人の組み合わせで女子が恋愛に疎すぎるのはどうかと思う。まぁそういう設定なのでしょうがないけど、この性格なら主人公は男のほうが説得力があったのでは?
「時をかける少年」になっちゃうけど。
主人公のアホぶりに呆れるところもあるが、終盤は一転シリアスで切ない展開でしんみり。
こういう主人公の成長っていいなと思う。
タイムリープものにしては設定が荒い。
条件もイマイチはっきりせず、リープの間隔も不明。
また、タイムリープなら体の負荷は初期化されると思うのだが、喉が枯れたりしてる。
そしてリープのたびにスカートでジャンプしまくり回転しまくり。う~ん。やっぱり男でよかったんじゃ?
全体的に声優が微妙に感じた。
時を〜かける少女〜♪
夏映画のリバイバル上映で映画館では初めて見ました。
もっと言うとノーカット版は初めて見ました。
初めて見たのはTVです。
どうしても原田知世版の映画の印象が強くて
アニメのリブート版と感じています。
原作とも違う様ですし主人公達も違う、別次元の類似のお話ですね。
ちょっとおバカで直情的な主人公を改めて見てドン引き。まあいい子なんだろうけど思慮が浅い。
そんな主人公がひょんな事から手に入れた能力でまき起こすタイムリープ物、何回も同じような時間に舞い戻りまたやらかす。
その辺を軸にした青春群像劇。
一番良かったのはカットの入ったTV版より分かりやすかった事かな。
できればもっと映像をシャープで綺麗にできていたら良かった。そこまでは修正していなかった。
個人的に同じ所をグルグル回るタイムリープ物には弱い。これ何回目の事で何がとう変わったのか直ぐにはついていけない。
最大の疑問はなんで男友達2人と野球やってるの?
小学生の時は3人でもやってたけど高校生でやる?
暇なら部活か勉強やってるよね…
それと主人公のミニスカ短すぎ(笑)。
狙っているのでしょうが、パンツ見えそうで見えない演出のあざとさ。タイムリープしてすってんころりんの度にそれですからね…
もう手遅れですが、もう少し工夫とかないものかね?
ずっと人生NO.1映画
「いっけぇぇぇ~!」
ずっと未鑑賞でしたが、イオンシネマで学生向け特別上映とのこと、便乗しました(苦笑 エヴァのキャラデザイン、貞本義行御大のアニメは、やはりエヴァに引き摺られがちになってしまいますが、タイムリープのリズミカルな演出は、御大のスッキリとした作風にピッタリだと思う次第です
男二人に女1人 まずはその友人関係自体にファンタジーを強く設定しております 勿論この瞬間でもそういう関係性を維持している(自分から言わせれば)、青春勝組の交友を構築できる人間性の高偏差値を嫉妬以外に観る事は出来ません 切れたブレーキワイヤーを何度も擦る演出も、繰り返しの突抜で、違和感を消去してしまうのです 映画作品はこれ位厚顔無恥で振り切る、それで正解なんだと思います
細田版「シン・時をかける少女」という感じかな
17年後の未来にまたまた劇場にて鑑賞
17年ぶりに特別上映にて鑑賞。
当時よりも遥かに感動、涙したのは私の中の何かが変わったのか・・・
自分自身がアップグレードされたのかダウングレードされたのか・・・
結構人気みたいで、上映前非常に混雑している中、
「未来で待ってる」を聞きに来たんだと、誰かが言っているのが聞こえたが、自分もです。
本当は何が大切で、あの時あーしてれば、こーしてれば・・・その時は分からないんだよね。
最後、河川敷を自転車乗ったカップルが通り過ぎるシーンの意味、切なさは、当時はあまり良く分かってなかった気がする・・(感情が欠落してたのかな?)
当時はさほど気にならなかった主人公のやり放題っぷりにちょいイライラしたり、時をおいて見ると感じ方変わってくるものだね。(まあでも、タイムリープ出来たら自分もやるか・・と思いつつも)
叔母さんが言う「真琴は〇〇君が好きだと思ってた。」がコロコロ変わり、適当なのは何か意味があるのだろうか。
やはり良い作品は何度見ても良いものだ!
千昭君が現代に来た理由凄い好き。
名作は色褪せない
わたしは彷徨い人になる
「待ち合わせに遅れてきた人がいたら、迎えに行くのがあなたでしょう?」
残念ながら今日までタイムマシンは開発されていない。この作品が発表されたとき、アルキメデスのダイヤルもまだガッチャンコされていない。
そんな人々が、過去も未来も星座も超える唯一の方法は何か?というお話。
「粗削り」-だけれども細田守はこのくらいがもしかすると丁度良かったのかもしれない。
「サマー・ウォーズ」(2009)、「おおかみこどもの雨と雪」(2012)までは良かったが、段々とカエル顔が顕著になってきてその後は手をつけてすらいない。
本作もツッコミどころがなかったわけではない。タイムリープした世界で、どうして「その時間帯の本来の自分」が一切出てこないのか?タイムリープはいいが、タイムリープ先の時間をどうやって指定しているのか?等々解せない部分もあったし、結末に至っては正直「反則技では?」と思ってしまった。
でも粗削りを取り繕うことなく粗削りのまま観せているから、作品として成立している。そう、青春に秩序など必要ないのだから。後年になるにつれ、エッジが効かなくなってしまったのは少し残念。本作みたいに割り切って走っていけば、それこそ違う世界線が見えたかもしれない。
ただね...タイムリープのきっかけになるアイテムがクルミだったのは不満が残った。そこは誰が何と言おうとラベンダーでしょう?(一応ラベンダー自体は少しだけ出てくるのだが)
それにしても「魔女おばさん」の正体が気になる...あの人、まさか…?と思ってしまうんですよ、ラストのセリフを聞くと。
主人公がアホすぎて笑った!昔とは違った見え方もある、、、
何回見たか覚えてないけどリバイバル上映で初めて映画館で視聴!めっちゃ良かった!
•何回もタイムリープを無駄に消費して上手くいかないとあれーとなってるの面白い!
•頑張ったことを無かったことにするシーンは悲しい気持ちになった、、、
•遅れてくる子がいたら、走って迎えに行くような子な主人公の性格イイな〜。
•久しぶりに見たけど、主人公より年上になっててなんとも言えない気持ちに、、、一生懸命生きます笑!
【”未来で待ってる・・。”筒井康隆の名作ジュブナイル小説⇒数々の実写化⇒最良のアニメ化作品。今作は、日本を代表するアニメーション監督の細田守氏の才能が遺憾なく発揮された作品であると思う。】
ー タイムリープものと青春映画を融合させた天才、筒井康隆の名作ジュブナイル小説を、大胆にアレンジメントした作品。そしてそれが成功している作品でもある。ー
■真琴は同級生の功介や千昭とつるんで野球ばかりしている元気な女子高生。
理科実験室で転倒したことをきっかけに過去に戻る“タイムリープ”の能力を手にした彼女は、日常の些細な問題もその能力で解決するようになっていく。
ある日千昭から突然告白されるが・・。
◆感想<Caution! これだけ巷間に内容が流布している作品なので、シンプルに示す。>
・超有名な、自転車のブレーキが利かずに列車が迫る中、線路内にダイブするシーンはキッチリとアニメならではの描き方で示しつつ、真琴がタイムリープする能力を手にする過程が自然に描かれている。
ー 手首に印字されたかのような、タイムリープ可能回数。ー
・そして、未来から来た千昭の真琴に対する秘めたる想い。
<今作の評価は、筒井康隆の原作を読んだモノ、そして実写化された映画を観たモノによって評価は変わると思う。
私は、原作及び実写映画を観ているが、今作は原作を尊重しつつ、オリジナル要素がアニメーションで描かれている所が好きである。
ご存じの通り、細田守監督は邦画アニメーション映画監督としては第一級の力量を持つ方であるが、今作は、その才能が遺憾なく発揮された作品であると思う。>
少女は未来を見て、少し大人になる。
原作から20年後の話
原作小説は未読ですが、
1983年の原田知世さん主演の実写映画を小学生の時にテレビで観て、
まだ子供だった自分には、言葉で言い表せない、悲しいような、もどかしいような、複雑な感情を抱きました。
大人になってから、その時に感じた感情は“切ない”って感情だったんだと分かりました。
そんな僕は原田知世さん版のファンであり、そんな僕の感想です。
かなり頑張った、そうとう頑張ったな、と思いました。
あの名作のリメイクって、かなり難しく、相当プレッシャーあったろうな、と。
観終わってから知った事だけど、リメイクだと思ってたら違ってて、原作から20年後の話だそうです。
主人公は、原田知世さん演じた芳山和子の姪の設定で、
芳山和子は、この作品に出てきて、主人公に叔母さんと呼ばれてます。
まあ、リメイクじゃなく続編って事ですね。
この映画の後、この映画より時間軸が前の実写映画も作られたらしく、そっちも観なきゃ(笑)
この映画の話だけど、昭和っぽさも少し残しつつ、かなり良かったです♪
原田知世さん版のファンの方にも、オススメです。
『君の名は。』や『ハッピー・デス・デイ』に、最近のマーベルにも影響を与えてそう。
大好きな作品です!
ノスタルジー
2006年。監督:細田守。原作:筒井康隆。脚本:奥寺佐渡子
あの日に帰りたい。
17歳の女子高生に戻って学園生活をもう一度。
(戻りたいですね)。
男の子2人に女の子1人。
このトライアングルにも憧れます。
紺野真琴。石田卓也。津田功介。
無二の親友。なんでも話し合える。
ある日。ひょんなことから大きくジャンプすると過去へ「タイムリープ」する技を
身につけた、女子高校生の真琴。
小さな時間移動で戻れる過去も、1日とか何時間前とか、
ごく僅かな時間。
可能にすることも、ささやかなことばかり。
試験の問題をあらかじめ知ってたり、
カラオケをぶっ続けで10時間したり、
でもでも、大きな事故を防ぐことも・・・
それは踏み切りを自転車で飛び越えそうになった時。
真琴は咄嗟に過去に戻ったのです。
夏です。
校庭でキャッチボール。
理科室の実験。
男の子も女の子も、好きな子に「告ります」
卓也の告白を真琴は、必死でずらしちゃうんですよ!!
これってズル・・ですよね!
照れ?
爽やかです。
鼻の奥がツーンとします。
一番驚いたのは、卓也の秘密。
時をかけていたのは真琴・・・だけではなかった。
ラストが大林宣彦監督の映画と大きく違います。
こちらが、好きですね。
不思議な展開
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