時をかける少女(2006)のレビュー・感想・評価
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「いっけぇぇぇ~!」
ずっと未鑑賞でしたが、イオンシネマで学生向け特別上映とのこと、便乗しました(苦笑 エヴァのキャラデザイン、貞本義行御大のアニメは、やはりエヴァに引き摺られがちになってしまいますが、タイムリープのリズミカルな演出は、御大のスッキリとした作風にピッタリだと思う次第です
男二人に女1人 まずはその友人関係自体にファンタジーを強く設定しております 勿論この瞬間でもそういう関係性を維持している(自分から言わせれば)、青春勝組の交友を構築できる人間性の高偏差値を嫉妬以外に観る事は出来ません 切れたブレーキワイヤーを何度も擦る演出も、繰り返しの突抜で、違和感を消去してしまうのです 映画作品はこれ位厚顔無恥で振り切る、それで正解なんだと思います
細田版「シン・時をかける少女」という感じかな
「時をかける少女」と言えば何度もリメイクされている作品。 映画の原田知世版とテレビドラマの内田有紀版は見たことがあります。 この作品もだいぶオリジナルからアレンジされており、共通なのは理科準備室で倒れてまた戻って来るところくらい。 賛否両論あるみたいですが青春映画の切なさが良く表現されており個人的には結構好きでした。 例の日本画がタイプリームとどう関係しているのか良く分からなかったのがちょっと残念。
17年後の未来にまたまた劇場にて鑑賞
17年ぶりに特別上映にて鑑賞。
当時よりも遥かに感動、涙したのは私の中の何かが変わったのか・・・
自分自身がアップグレードされたのかダウングレードされたのか・・・
結構人気みたいで、上映前非常に混雑している中、
「未来で待ってる」を聞きに来たんだと、誰かが言っているのが聞こえたが、自分もです。
本当は何が大切で、あの時あーしてれば、こーしてれば・・・その時は分からないんだよね。
最後、河川敷を自転車乗ったカップルが通り過ぎるシーンの意味、切なさは、当時はあまり良く分かってなかった気がする・・(感情が欠落してたのかな?)
当時はさほど気にならなかった主人公のやり放題っぷりにちょいイライラしたり、時をおいて見ると感じ方変わってくるものだね。(まあでも、タイムリープ出来たら自分もやるか・・と思いつつも)
叔母さんが言う「真琴は〇〇君が好きだと思ってた。」がコロコロ変わり、適当なのは何か意味があるのだろうか。
やはり良い作品は何度見ても良いものだ!
千昭君が現代に来た理由凄い好き。
名作は色褪せない
2023年劇場鑑賞163本目。 細田守監督作品で実は唯一未見で、家に録画したものもあるのですが、今回のリバイバル上映を機に遂に鑑賞。いやぁ、さすが細田守監督作品でも1、2を争う人気作なだけあって、新作と言われても不思議ではない面白さ。 実は原田知世版も観たことがなくて、内田有紀のドラマ版と、今作の声優もつとめている仲里依紗の実写映画版しか観たことがなかったので、こういう話だとは思っていませんでした。あっ、原作の主人公の姪なんですね。道理で話が違うわけだ。仲里依紗版のはかなり切なかっただけに、今作の終盤までのコメディタッチと、終盤の切ない感じのバランスが絶妙でした。
わたしは彷徨い人になる
「待ち合わせに遅れてきた人がいたら、迎えに行くのがあなたでしょう?」 残念ながら今日までタイムマシンは開発されていない。この作品が発表されたとき、アルキメデスのダイヤルもまだガッチャンコされていない。 そんな人々が、過去も未来も星座も超える唯一の方法は何か?というお話。 「粗削り」-だけれども細田守はこのくらいがもしかすると丁度良かったのかもしれない。 「サマー・ウォーズ」(2009)、「おおかみこどもの雨と雪」(2012)までは良かったが、段々とカエル顔が顕著になってきてその後は手をつけてすらいない。 本作もツッコミどころがなかったわけではない。タイムリープした世界で、どうして「その時間帯の本来の自分」が一切出てこないのか?タイムリープはいいが、タイムリープ先の時間をどうやって指定しているのか?等々解せない部分もあったし、結末に至っては正直「反則技では?」と思ってしまった。 でも粗削りを取り繕うことなく粗削りのまま観せているから、作品として成立している。そう、青春に秩序など必要ないのだから。後年になるにつれ、エッジが効かなくなってしまったのは少し残念。本作みたいに割り切って走っていけば、それこそ違う世界線が見えたかもしれない。 ただね...タイムリープのきっかけになるアイテムがクルミだったのは不満が残った。そこは誰が何と言おうとラベンダーでしょう?(一応ラベンダー自体は少しだけ出てくるのだが) それにしても「魔女おばさん」の正体が気になる...あの人、まさか…?と思ってしまうんですよ、ラストのセリフを聞くと。
主人公がアホすぎて笑った!昔とは違った見え方もある、、、
何回見たか覚えてないけどリバイバル上映で初めて映画館で視聴!めっちゃ良かった!
•何回もタイムリープを無駄に消費して上手くいかないとあれーとなってるの面白い!
•頑張ったことを無かったことにするシーンは悲しい気持ちになった、、、
•遅れてくる子がいたら、走って迎えに行くような子な主人公の性格イイな〜。
•久しぶりに見たけど、主人公より年上になっててなんとも言えない気持ちに、、、一生懸命生きます笑!
【”未来で待ってる・・。”筒井康隆の名作ジュブナイル小説⇒数々の実写化⇒最良のアニメ化作品。今作は、日本を代表するアニメーション監督の細田守氏の才能が遺憾なく発揮された作品であると思う。】
ー タイムリープものと青春映画を融合させた天才、筒井康隆の名作ジュブナイル小説を、大胆にアレンジメントした作品。そしてそれが成功している作品でもある。ー
■真琴は同級生の功介や千昭とつるんで野球ばかりしている元気な女子高生。
理科実験室で転倒したことをきっかけに過去に戻る“タイムリープ”の能力を手にした彼女は、日常の些細な問題もその能力で解決するようになっていく。
ある日千昭から突然告白されるが・・。
◆感想<Caution! これだけ巷間に内容が流布している作品なので、シンプルに示す。>
・超有名な、自転車のブレーキが利かずに列車が迫る中、線路内にダイブするシーンはキッチリとアニメならではの描き方で示しつつ、真琴がタイムリープする能力を手にする過程が自然に描かれている。
ー 手首に印字されたかのような、タイムリープ可能回数。ー
・そして、未来から来た千昭の真琴に対する秘めたる想い。
<今作の評価は、筒井康隆の原作を読んだモノ、そして実写化された映画を観たモノによって評価は変わると思う。
私は、原作及び実写映画を観ているが、今作は原作を尊重しつつ、オリジナル要素がアニメーションで描かれている所が好きである。
ご存じの通り、細田守監督は邦画アニメーション映画監督としては第一級の力量を持つ方であるが、今作は、その才能が遺憾なく発揮された作品であると思う。>
少女は未来を見て、少し大人になる。
繋がりの不安定さと、見えない未来。 このアニメで描かれている現状維持と行動も その時には分からない何かが有ると思うから。 アニメは原作の映画化の時代の約20年後の未来。 原作を読むか、原田知世版の映画を観ていれば 鑑賞者としてアニメ版の気持ちに近づけられると思う。 渋谷の交差点のシーンと 堤防の道のシーンに涙。 絶望と希望が見える。 ※
原作から20年後の話
原作小説は未読ですが、 1983年の原田知世さん主演の実写映画を小学生の時にテレビで観て、 まだ子供だった自分には、言葉で言い表せない、悲しいような、もどかしいような、複雑な感情を抱きました。 大人になってから、その時に感じた感情は“切ない”って感情だったんだと分かりました。 そんな僕は原田知世さん版のファンであり、そんな僕の感想です。 かなり頑張った、そうとう頑張ったな、と思いました。 あの名作のリメイクって、かなり難しく、相当プレッシャーあったろうな、と。 観終わってから知った事だけど、リメイクだと思ってたら違ってて、原作から20年後の話だそうです。 主人公は、原田知世さん演じた芳山和子の姪の設定で、 芳山和子は、この作品に出てきて、主人公に叔母さんと呼ばれてます。 まあ、リメイクじゃなく続編って事ですね。 この映画の後、この映画より時間軸が前の実写映画も作られたらしく、そっちも観なきゃ(笑) この映画の話だけど、昭和っぽさも少し残しつつ、かなり良かったです♪ 原田知世さん版のファンの方にも、オススメです。 『君の名は。』や『ハッピー・デス・デイ』に、最近のマーベルにも影響を与えてそう。
大好きな作品です!
追記(2023) 改めて、脚本、音楽、映像、声優さんたちの頑張り、監督の意志等、全ての関わった人達の努力のおかげで成立した映画であることを確認。 特に仲里依紗さんの声優としての素晴らしさを再認識しました。彼女あっての本作品でした。 なんと素敵な作品でしょうか。
ノスタルジー
2006年。監督:細田守。原作:筒井康隆。脚本:奥寺佐渡子 あの日に帰りたい。 17歳の女子高生に戻って学園生活をもう一度。 (戻りたいですね)。 男の子2人に女の子1人。 このトライアングルにも憧れます。 紺野真琴。石田卓也。津田功介。 無二の親友。なんでも話し合える。 ある日。ひょんなことから大きくジャンプすると過去へ「タイムリープ」する技を 身につけた、女子高校生の真琴。 小さな時間移動で戻れる過去も、1日とか何時間前とか、 ごく僅かな時間。 可能にすることも、ささやかなことばかり。 試験の問題をあらかじめ知ってたり、 カラオケをぶっ続けで10時間したり、 でもでも、大きな事故を防ぐことも・・・ それは踏み切りを自転車で飛び越えそうになった時。 真琴は咄嗟に過去に戻ったのです。 夏です。 校庭でキャッチボール。 理科室の実験。 男の子も女の子も、好きな子に「告ります」 卓也の告白を真琴は、必死でずらしちゃうんですよ!! これってズル・・ですよね! 照れ? 爽やかです。 鼻の奥がツーンとします。 一番驚いたのは、卓也の秘密。 時をかけていたのは真琴・・・だけではなかった。 ラストが大林宣彦監督の映画と大きく違います。 こちらが、好きですね。
不思議な展開
紺野真琴は少々にぎやかな高校2年生。でも恋愛についてはかなり奥手。自転車で踏切事故を起こした時、過去に戻った。 時をかける少女と言えば実写版の原田知世だが、ストーリーは忘れてしまっていた。なかなか不思議な展開だったね。
本当に面白かったけど、ね(汗)
大筋で大変面白かったです。
それだけ楽しめた分、細かな表現で評価できない部分が印象づいてしまいました。
とくに冷めたのが主人公が野外で本気泣きシーンです。
女子高校生が野外であんなふうに泣く?あれは小学生の泣き方だよ。
感情を歯止めなく解放させた表現をしたかったとしても、あの泣かせ方は小学生まで。高校生じゃない。あのシーンで一気に冷めました。
あのシーンは作り手のセンスがモロ出てくる場面だとおもいます。
そして何より声優陣の合ってないぷりがダメだわ。
これは役者さん達が下手とかって言うんじゃないです。
絵、作画に合ってないって意味です。これはこの作品に限らずアニメ映画に多く見られる問題だと感じています。
そこそこ何かしらの事情があるんだろうけどせめて絵をセリフに合わせるとか録音のし方の工夫とか演出側でどうにかしてやれよ。
アニメ動画にはアニメ動画に合った声の演出をしてほしいと思います。
目を閉じて聞いているとスタジオで台本読んでるシーンが想像できてしまいます。
ダメ出しばかりになってしまいましたが、面白い作品だとは感じました。
でもやっぱり2回3回観たいか?となるとしんどいね。
雰囲気の違いに別の題材かと思った
何度も何度も繰り返しリメイクされているこの物語に、最初に出会ったのは 大昔のNHKドラマ。 なんだけれど、昔って 予約録画なんて出来ないし、偶然つけた場合のみ見られるのと、オトナが傍若無人にチャンネル変えない場合。もちろんその時に家にいなければ当然見ることは出来ない。 だから、一回も逃さず初回から最終回までを連ドラで見るっていうのは 今よりもとても大変な事だった。 から、 すごく惹きつけられる内容だった事の記憶はあっても いったいどんな話だったのか 全容を知ったのは 多分 原田知世の映画でだった気がする。しかも地上波放送の。 それでも最初から最後までじっくり見たという記憶はなく、ただぼんやりと「ながら見た」んだと思う。 理科室のラベンダーの香り 正体不明の同級生の男の子 タイムリープ このモチーフが いつの時代も 同年代の少年少女を惹きつける。 日本のアニメ業界が それを担う製作者たちのやる気の搾取によって非常にブラックな就業態勢をとり続けているまま、世界で大きく評価されている。 (現在の状態は知らないが 改善されてるとは聞かない。少しでも良くなっている事を願う) 今現在 アニメを牽引する二大巨頭は もちろん 宮崎駿含めジブリ を除けば だが 新海誠 と 細田守、という認識です。 細田守は おおかみ〜 以外はどれも苦手。 これはストーリー設定ありき なので 苦手意識はなかったが、はじまってしばらくは その空気感の違い甚だしく 題名だけ同じで別の話なのかと思ったくらい。 概ね面白く見たんだけれど これを見て非常に納得したのが コロナ前だが 来日して来る アニメ好き外国人の多くの日本人のJKのイメージをこれが担っているんだ という事。 外国人たちが 遅刻しそうになって慌ててる女の子に憧れてる感じが不思議だったんだけれど、そういえばそういうシーンって これに限らず よく出て来るのかもしれないと思ったのだった。
ノスタルジックな作品。
だいぶ前に見たことがあるはずだけど、
後半にたどり着くまでのストーリーはほぼ覚えてなかった。
ので、地上波録画にて新鮮な気持ちで観賞。
タイムリープものは頭が混乱しがちだけど、
面白くて好き。
主人公の、若さゆえのがむしゃらさや青さには自分も思い当たる節があり、見ていてもどかしく恥ずかしさすら感じる程だったけど、失敗を重ねて成長していく姿に、最後には走れー!って応援してた。
切り取る夏の風景の美しさ、校舎やグラウンドの懐かしさ、あるよね~と思わせる家族の書き方が素敵な作品。夏に毎年見たいね。
メインの男の子2人が「あなた達人生何周目?」って程に格好良くて。いろいろ悟りすぎてる。
主人公がどうしてももう一度言ってほしかった言葉は、あの日あの時あの場所だけのものだったんだなぁって思うと、ありきたりな「今を大切に」って言葉も身に染みる。
彼が未来に帰った時には、きっと現代で主人公がこれから人生を懸けて必死に守るであろう大切な絵が、その時代に残っているんだろうなと想像して心が温かくなる。
やり直せない瞬間は誰にでもあるのかも
Time wait for no one. これって最初は何の意味かもわからない構文なのに最後は本当に色々考えられますよね笑笑 時をかける少女。小学生の修学旅行以来に久々にテレビで見たけど全然覚えてなくってびっくり仰天。千秋とこうすけの様子だけでなく信号機やその他諸々の演出は流石のもの。正直消化器の子はかわいそうで戻って良かったと思ったけどね笑 そしてネットで見たけどやっぱり色々考察されてる最後の一言。個人的には直感的に思った絵を待ってるの説を押したいけどね笑笑でもそれでもそれも美しいなと思う。千秋のためにって千秋を忘れないことに目的は無いと思う。最後まで理系と文系どっち行くか迷ってたしね笑笑やりがいとかそんなんじゃなくて単純に単純に友情と信頼と親愛のこもった一言だと思う。最後に言った一言があれって本当に考えられてると思う。でもね。それでもね。切なさは残るよね。セツナレンサ
迷惑をかける少女‼️❓恥をかける少女‼️❓街をかける少女❓‼️命をかける少女❓‼️
作風は今も昔も変わらないんだ、そう感じた。 筒井康隆の原型は留めてないし、時空間移動の効果がほとんどない、ナンセンスもの。 ただ、青春の一コマを表現する力はさすが、愛と青春の旅立ち、そんな感じ。 もう、時間を操作できても、自分が変わらないと、何も変わらない、それはわかりました。 なんか、意味なく爽やかな、引き込まれる、良い気分になる。 テレビの録画、雨天時の暇つぶしには、ちょうどいい。 では、また。
絵を持たせてあげてほしかった、、
夏といえば細田守監督作品。主人公が自己満足ではなく周りに対して思いやりを持っていく所や、自分の本当の思いに失敗をしながら気がついていくところに胸を打たれた。 青春ってこんな感じにうまくいかないことの連続だったよなぁって思う。 魔女おばさんの自分が良い思いする分、誰かが犠牲になってしまってるのでは?という発言にはハッとさせられた。 魔女おばさんの言うことが何回も変わるシーンでは、時と場合によって見えるものが異なってくるということなのか、大人の言うことにそこまで耳を傾けなくて良いということなのか、。 タイムリープ物ならではの、他に解決策があったのではないかというモヤモヤ感や最後に絵を持たせてあげれば良かったのでは!?という安易な考えが浮かんでしまう。 何が言いたいかと言うと、今年も私の夏が始まった。
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