「ノスタルジックな作品。」時をかける少女(2006) なのさんの映画レビュー(感想・評価)
ノスタルジックな作品。
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だいぶ前に見たことがあるはずだけど、
後半にたどり着くまでのストーリーはほぼ覚えてなかった。
ので、地上波録画にて新鮮な気持ちで観賞。
タイムリープものは頭が混乱しがちだけど、
面白くて好き。
主人公の、若さゆえのがむしゃらさや青さには自分も思い当たる節があり、見ていてもどかしく恥ずかしさすら感じる程だったけど、失敗を重ねて成長していく姿に、最後には走れー!って応援してた。
切り取る夏の風景の美しさ、校舎やグラウンドの懐かしさ、あるよね~と思わせる家族の書き方が素敵な作品。夏に毎年見たいね。
メインの男の子2人が「あなた達人生何周目?」って程に格好良くて。いろいろ悟りすぎてる。
主人公がどうしてももう一度言ってほしかった言葉は、あの日あの時あの場所だけのものだったんだなぁって思うと、ありきたりな「今を大切に」って言葉も身に染みる。
彼が未来に帰った時には、きっと現代で主人公がこれから人生を懸けて必死に守るであろう大切な絵が、その時代に残っているんだろうなと想像して心が温かくなる。
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