「人生で一番ハマったアニメ映画」時をかける少女(2006) といぼ:レビューが長い人さんの映画レビュー(感想・評価)
人生で一番ハマったアニメ映画
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私は色々と評価が高くて面白いアニメ映画を色々と観てきましたが、「アニメ映画で何が一番好きか」と問われればおそらく「時をかける少女」と即答すると思います。
何度もドラマ化されるほどに人気がある筒井康孝の原作小説を大胆アレンジし、原作小説の十数年後を描いた作品。ひょんなことから過去や未来を行き来できる「タイムリープ」という能力を授かった主人公の真琴が過去を改変してしまったことで様々な騒動が巻き起こります。
時を行き来できる「タイムリープ」というSF要素を盛り込みながらも、ストーリーの根幹は王道的な青春恋愛ストーリー。主人公の真琴と、彼女と仲の良い男友達の二人。三人が織り成す一夏の思い出は、どんな人でも胸を打たれるほどの魅力があります。
時系列が世界線が交錯してストーリーが複雑になりがちな「タイムリープ」という要素ですが、脚本の構成が上手いのか、非常に見やすく分かりやすく仕上がっていました。
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