劇場公開日 2006年10月28日

「ノンフィクションながらイーストウッドにしか出せない味わい」父親たちの星条旗 keitaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ノンフィクションながらイーストウッドにしか出せない味わい

2011年12月24日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

流石はイーストウッド、一枚の写真の真実を描くことにしっかり腰を据えてぶれることがない。
丁寧な心情描写と巧みな演出も相変わらずだ。
「ライアン」には及ばないが硫黄島上陸の戦闘シーンもなかなかなものだ。
絡み合う時系列の異なるシーンの展開、切り替えの仕方も見事。
イーストウッド作品の多くに流れる"英雄の贖罪"を根底にもつ重厚な作品。

keita