「英雄として翻弄された若者たち」父親たちの星条旗 しろくろぱんださんの映画レビュー(感想・評価)
英雄として翻弄された若者たち
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戦争によって失われた命、戦友たち
若者が次々と死んでいく姿に
また味方からの攻撃を受けたり
戦争が意味の無いことに気づいた
そして星条旗を掲げた事によって
いつの間にか…英雄として称えられてしまう
死んでいった仲間に申し訳なく思う
英雄をアピールする訳は
国民に国債を買ってもらう為の国の策略
それによって精神を病む者も
戦場に行った体験者は家族に戦争のことは
話したりしないと聞いています
悲惨な現状が余りに酷くて語れるものでない
思い出したくないと言います
心の傷が修復できず心の奥底に閉じ込めて
勝った負けたからということではなくて
どちらの若者も青春を奪い命を奪われる戦争に
意味はないんだと
日本版〈硫黄島からの手紙〉とは同じ戦争
を描いていますが見える視点が違う
戦争に勝ったからいいんだよということではなかった
戦争に英雄はいらない
戦って国のために命を落とした人を敬う
…イーストウッドの反戦映画の様に思えた
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