「ブッシュ大統領にもよくよく見ていただきたい」父親たちの星条旗 UNEmiさんの映画レビュー(感想・評価)
ブッシュ大統領にもよくよく見ていただきたい
クリックして本文を読む
戦中の硫黄島とアメリカ本土、そして現代という3つが同時に進行していくのが少しキツイ。
結構集中してないと、わからなくなるかも。
メディアが発達した時代においては、たった一枚の写真で英雄が作られ、国策にのっとって利用される。
でも、現場にいた彼らは、戦争を続けくなんかなかったんじゃないのか。
単に、あの地獄が早く終わり、みんなで生きて帰れることだけを願ったのではないのか。
戦争なんて、結局は自分が現地に赴かない政治家たちがはじめるもの。
実際に前線にいる人たちが目にするのは、ただただ悲惨な世界。
戦闘シーンはリアルすぎてえぐい(体は千切れ、内臓飛び出す)。
それをはっきりと見せ、あくまでも「戦争=悲惨なもの」として描ききり、「英雄なんかいない」と言い切っただけで、この映画は価値があると思う。
コメントする