「生きることの意味」硫黄島からの手紙 高岡 正和さんの映画レビュー(感想・評価)
生きることの意味
負けることがわかっている戦い
帰ってこれないことがわかっている場所へ行く者と 送り出す者
想像するだけで胸が裂けそうだ
勝つとは何か 負けるとは何か
そもそも いったい何と戦っていたのだろうか
死ぬことがわかっていても
大切な人に手紙を書き続けた
それが届くかどうかは重要ではなく
手紙を書くこと自体が
生きている唯一の証になっていたのだろう
故郷を想うその時だけは 間違いなく生きていた
生きることの意味を あらためて考えさせられた
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