明日に向って撃て!のレビュー・感想・評価
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銀行強盗ってアメリカの文化なの?
銀行強盗もの、多いですよね。そして決まって防犯対策がユルユルで取られ放題っていう(笑)しかも実話ベースっていうから驚く。必ずしもハッピーエンドではないけど、ライトにかっこよく強盗するんで、強盗に憧れる輩とかいなかったんだろうかと、いらん心配をしてしまう。この映画はというと、まあかっこいいですよね。逃げまくりなのに。追っ手のしつこさと不気味さはスピ氏の「激突」を思い出しました。秀逸だと思います。
体制は新しいものを嫌う 今まで築き上げてきた努力が新しい力によって...
体制は新しいものを嫌う
今まで築き上げてきた努力が新しい力によって一気に崩れ去る事を知っているから
アメリカンニューシネマの時代が正にそうだ
映画界じゃ一大事!
それでも良いものは大衆には受け入れられいつのまにか次の時代を担う役目になっていく
この映画が今でも古さを感じずに観れるのはまだこれに勝るものがこの世に出てきてないからだろうか
それとも作品自体が素晴らしすぎて他のものとは別格なのかも知れないな
『第三の男』やローマの休日』『汚れなき悪戯』なんかも今見ても斬新だな〜〜などと思ってしまう
もう、今の世は飽和状態 後何年この世が続くのかは分からない
考え方も価値観も何もかもが変わる時代がまた来るのかな
西部劇なのにスタイリッシュ
西部劇のアクションの中にバート・バカラックのオシャレな曲が流れていて、非常にスタイリッシュだった。ロバート・レッドフォードもポールニューマンもカッコイイし、ラストシーンも最高!不朽の名作!!
実在してたというのがすごい
相当な悪党ですね。銀行なんて何回も襲わんと生きてけんのか。1回で十分だろ。強欲すぎ。
DVD特典映像みたけどキッドの銃の才能は全く記録に残ってないんだな。映画で誇張されすぎじゃない?すごいかっこよかったけど。
自転車のシーン、崖から飛び降りるシーン、そしてラストシーン、、心に...
自転車のシーン、崖から飛び降りるシーン、そしてラストシーン、、心に残る場面がたくさんある。何度観ても感動する素晴らしい映画。この2人の俳優コンビは映画史上最高峰。
ルパンみたい
ルパン、次元、峰不二子…と思ったのはわたしだけかな(笑)
強盗してるのに、ちょっと応援してしまう人柄というか。
何度かくすっと笑えて、何度かハラハラして、何度かかっこいいなぁ!と思いました。
こういう道でしか生きられない、というか生きられなくなってしまった2人の男の行方に、最後まで目が離せませんでした。
犯罪の代償
総合80点 ( ストーリー:75点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
体制に逆らい自分の思うがままに自由に生きる人々の姿を描いて、かつて一時代を築いたのがアメリカン・ニューシネマと言われる分野で、本作品はその代表作の一つ。だがそのような行為は社会秩序を乱し周囲の人々を傷つけ不幸をもたらし、自分勝手で破壊的な犯罪である。だから自分は時にこのような犯罪者を英雄視して描くこの分野が必ずしも好きではない。
だけど本作品は楽しめた。それは主役の犯罪者二人が他人を犠牲にして自由に生きようとして、冒頭から激しく社会から追い詰められるからであり、南米に逃避行しても思い通りにはいかず、彼らの行動の代償が最初から最後まで描かれているからである。特にいつまでもどこまでも追跡してくる正体不明の六人組の荒野での場面は不気味だった。そして二人を演じた役者の演技が良かった。自分はニューマンが好きでレッドフォードはそれほど好きではないが、今回はむしろレッドフォードのほうが存在感があった。
時代の恐ろしさ
かつては世間の注目を浴び、輝いていた2人の強盗。しかし彼らの時代は終わり、ついには追われる身となります。逃げて、逃げて、また逃げて…しかし、何から逃げているのでしょうか?
生きがいとして選んだ強盗という道。それは永遠ではなく、いつかは"終わる"のです。その現実に直面したとき、再び人生を考え直し、選ばなければなりません。"夢"か"現実"かを。
世間は非情で、都合の悪いものは排除し、新しい何かを生んでは、また排除します。彼らは、"時代"から追われているのです。そしてそれからは決して逃れることはできないのです。
いま私たちが生きているこの世界。それは常に変わっています。そんな中で"過去"と向き合うことの重要さを説いた社会的な作品とも言えるでしょう。
久しぶりの西部劇。
ストーリーの進行がとても上手い。きっと無駄の無い映像がとても観やすかったです。
コテコテの西部劇ではなくコテコテの友情劇でもなく、なんだろ?とても新鮮に観れた。
余談だが西部劇に出てくる肉やビールがやたら美味しそ~なのは何故だ?(笑)
スターを支える優れた技術
ニューシネマ独特の哀愁漂う雰囲気にロイ・ヒルの優しい眼差しが溶け込み、今までに無いアウトローの物語に仕上がっている。
西部劇でありながらニューシネマに徹している点が出色だ。
特にカメラワーク、ブッチとサンダンスを少し距離のあるアングルから映し、ガンアクションもどんなに激しく撃ち合っても画面はあくまで"静"を保っている。
音楽をあまり使わず、土を踏み締める音など細かい部分まで鮮明に聞こる音響技術は、観客に作品の現実感を持たせ映画という誇大な想像への昇華をさせない。
直線的で単純なストーリーだが、俳優やテーマだけでなく技術的にも評価されるものを持っている。
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