「慟哭」悪い奴ほどよく眠る komasaさんの映画レビュー(感想・評価)
慟哭
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結末がバッドエンドになる事は予想できていた。分かっていても、西が殺されたことを知った板倉の慟哭はとても響いた。感化され私自身もはらわたが煮えくり返る思いがした。
最後、子供たちから縁を切ると言われた岩渕。彼等を追うことよりも黒幕からの電話に出ることを選ぶ。電話を切る頃にはもう子供達の事は頭から消えている。彼は一体何の為に生きているのだろうか、何が楽しくてこんな事をしているのか。こんな空虚な人生を守るために失われるものの大きさ、何とも救いがない。
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