わが心のボルチモアのレビュー・感想・評価

欧州からの移民ユダヤ人一族の大河ドラマですが、特に一本の筋があるわけではなく、新天地での日常生活や葛藤などを淡々と描いているので、かったるいと思う人が多いでしょう。
移民の話なので、ある意味では非常にアメリカ的です。

色彩が鮮やか、子供の使い方があざといのはミエミエですが、ホロリです。
いい話とつらい話をバランスよく演出しています。
監督の地元愛が炸裂ですね。

ソ連以前のロシアがロマノフ王朝で、その当時のロシアでのユダヤ人迫害をポグロムと言い、ユダヤ人の比喩が高利貸しですが、ロシア人の男子達に家を焼かれ、そのユダヤ人の少女がそのロシア人の男子にその当時のロシアの紙幣を渡して命乞いをし、大八車を牽いて英国に渡りますが、その英国でスミスという苗字を得て、演劇に励みますが、その主演の男子の俳優にShe is jewと直に叫ばれたりしますが、イスラエルとその周辺のアラブの国との間の戦争に6日間戦争というのがあり、ユダヤ人が1週間のうちのその7日のうちの中のその1日だけを何もせずに休むそうで、その6日間戦争というのが、アラブの側がそのユダヤ人の心理を読んでふっかけた戦争だったが、アラブの側が敗けましたが、宮沢りえ主演の僕らの7日間戦争という映画もありましたが