「盛り上がらない死に様の場面が長い」ワイルド・ビル(1995) Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
盛り上がらない死に様の場面が長い
総合55点 ( ストーリー:50点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:60点 )
実在したワイルド・ビルの半生とその死に様を描いた作品で、いきなり彼の葬式から始まる。後半は彼の死ぬときのことを時間をかけて描写していくのだが、これがどうにも盛り上がらなくていただけない。史実があるからあまり劇的なことを出来ないのだろうが、それならばこの場面を延々とこんなに時間をかけて描く必要があっただろうか。彼のことを魅力的に描きたいのならば、他に時間をかけて描くべきことがあっただろうに。演技・演出が悪いわけではない。だけど様にならない死に方を描くのに時間と労力を注ぎすぎた。
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