劇場公開日 1991年1月

「99%つまらないからといって駄作だとは限らない。」ワイルド・アット・ハート KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5 99%つまらないからといって駄作だとは限らない。

2025年12月15日
PCから投稿

これ見ていて途中、正直かなり退屈しました。それだけでなく、主人公がワイルドすぎて感情移入できないものもありました。まぁニコラス・ケイジの地としか思えない演技が凄いんですけど。なんとなく、しょうもない奴を監視するような感じでじっと見ていました。面白かったのは「Fack me」だけでした。でも、最後の十分くらいかもしれませんね・・急に良くなってきて。ラストシーンは本当に感動しました。ハチャメチャな男に見えても中に何かいいものがあるということがこちらに伝わってきていたからでしょう。あるいは、どんな悪い奴の中にも良い心はあるというか。・・こんなことは映画でしかできません。
ワイルド・アット・ハート・・そのタイトルが示すように、悪い男の中に良い心があるんじゃなかった。いい奴の中に悪いものが生まれつきいた・・・そう感じさせるラストとなった。

KIDOLOHKEN
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