「見せ物としては高度な作品」RONIN 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
見せ物としては高度な作品
ある仕事に集まる男達
それぞれ組織に属さなく
同時に誰も信用出来ない。
男達の狙いはひとつのケース
そのケースを追いフランスの各地を周る。
まるで観光映画のようだが、その暇はない
裏に見え隠れする組織や国の存在
友情と非常な世界が交差するからだ。
結局ケースの中身はハッキリしない、しかしそれで良いと思わせる場面が終盤に登場する。
この作品のテーマ … ある男の言葉「俺は組織の人間だ。狙いはあの男だ」そう、ケースの中身も、それを欲しがる組織も国も関係無い。浪人となった男の目的は、その男の命なのだと。
RONIN
浪人というタイトルに込めた
日本人が知るあの物語。
そこを理解出来ていれば
なるほど、と思うはず。
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