「寝そうだった」恋恋風塵 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
寝そうだった
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あまりにストーリーが淡白でびっくりした。登場人物の顔を憶えられず主人公の男がいつの間にか台北で働いていて別の人かと思った。また、台北と田舎をちょいちょい行ったり来たりしていて、そんなに遠くないのか位置関係がよく分からなかった。田舎にいたと思ったら急に映画館のポスターを描いている場面になっていて、田舎にも似た場所があるのかと思った。
雑で不親切な作りであった。ストーリーも退屈でつらかった。こういう映画をいいと感じられる豊かな感性に憧れる。
30歳前後、2000年前後の時にバンドで毎年のように台湾を訪れていたので、そんな時の記憶がよみがえった。イーピンという友達ができて彼の自宅がある田舎に電車で行ったのを思い出した。彼は画家で油絵がとても上手だった。
また90年代に中原昌也さんがすごく褒めていて、気になっていた。それがこんなみずみずしい感性の映画であったことで、改めてすごいマニアであると思った。
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