「自由の女神像」レニングラード・カウボーイズ、モーゼに会う 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
自由の女神像
最初の前置きとしてメキシコを安息の地にメンバーの半数がテキーラの魔力からアルコール依存症になり死亡、残った五人のメンバーがメキシカンの風貌に、とんがりブーツと髪型だけは健在、前作でストーカーみたいにバンドについて回ったアイツはロードマネージャーに昇格!?
権力を振りかざしたウラジミールがモーゼスと名乗りメンバーと再会、唐突に新メンバーも合流し前作同様にウラジミールの言いなりで訳の分からぬまま帰国の一途を辿るが、その過程がメチャクチャ過ぎて呆気に取られてしまう。
オフビートな笑いとチープでシュールな世界観、全くもって緊張感のカケラも無い物語展開に面白さが地味に込み上げてくる、一人一人のキャラに愛着と滲み出る哀愁に癒されながら、生きる気力も適当に緩い気持ちで歩む人生ヲ。。。
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