レオン 完全版のレビュー・感想・評価
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12歳のナタリーが魔性すぎる件〜〜
随分以前にテレビでチラ見しただけで
今回初の映画館での鑑賞。
もう〜〜サイコー!!
何と言っても当時12歳のナタリー・ポートマンが魔性すぎて
観ていて女の私でさえ、ちょっと魅了されてしまったわ!
移民としてアメリカに来た孤独な中年の殺し屋と、
唯一の愛する存在を殺されたやはり孤独な少女が
仇を打つことで共に生きようとする映画。
公開当時の配給会社「日本ヘラルド」がつけたキャッチコピーは
「凶暴な純愛」 カッコイ〜〜イ!!
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
今回の完全版は公開当時はカットされていた部分が
ちゃんと入ってるとのこと。
どんなに「えげつない」のかな?と思ったのですが
未成年に銃を持たせるシーンや、
ちょっとおませなセリフがあっただけで
映像的にはそんなにキツくは無かったです。
そんな事より、19歳で移民としてアメリカに来たレオン。
殺し屋の仕事は完璧とも言える程こだわりが強いのに
字もろくに読めず、人と話すことも苦手で
今で言う発達障害なのかもしれないけど、
移民の先輩として頼りにしていたトニーも
結局はレオンを良いように利用していて
レオンの心根の純粋さを理解していたのは
昔の死んだ恋人とマチルダという孤独な少女だけ〜
なんて、悲しい〜〜
だから、ラストの展開にみんな涙するのよね〜
更に私は帰り道のショッピングモールの
キッチン用品売り場でピンクのミトンを見かけて
思わず涙が湧いて来てしまった〜〜
なんという天使なレオン〜〜
@お勧めの鑑賞方法は?
映画館で「凶暴な純愛」に身を委ねてください!!!!
ずっと美しい・・・
殺し屋なのに、血塗れになる様な画が少なく、
綺麗とは言えない古い建物や街並みなのに
美しい映像をずっと観てた感覚・・・
レオンとマチルダの、親子でも無く友達とも違う、
純粋なLoverな関係を、ずーっと観させられました
序盤のお姉ちゃんとチャンネルの取り合いしてた子供でしかないマチルダが、レオンからプレゼントされたドレスを着た頃にはちゃんと恋するする大人だったわ(〃▽〃)
2人の楽しげな生活や
殺し屋の訓練でも絶対本物の銃を使わせない
レオンの表に出さない愛情に胸が熱くなり
ナタリー ポートマンの幼くも美しい姿
幼いながらも迫力の演技に魅せられました
彼女の怖がり方が、レオンを求める姿が、
最期の場面を切なくさせます
マチルダと生きたいと思って逃げたレオン
あともう一歩の所で、無音になり・・・
振り返って生き延びて欲しいという希望(。>ㅿ<。)
でも、想いは通じなかった
でもでも「マチルダからの贈り物」だって!!
もう、涙が止まりませ(´°̥̥̥ω°̥̥̥`)ん!
ゲイリー オールドマンの狂気に充ちた表情や奇行にも、やっぱり凄いなぁ、と。。
マチルダは賢い子なので
地に落ちる様な生き方はしないと思う
地に根を張る為に何をすべきかを知ってるんだから
(*>ω<)ヾ(*´ω`*)ね
もはや「マチルダ」と「レオン」が本名
【法則】テンプレになった映画は超えられない
午前十時の映画祭で。
待ちに待ってたLEONでした。DEAの突入からラストまでは、何十回も見たと思うんだけど。換気口での別れのシーンと、レオンを地に根付かせるシーンでは泣いてしまいました。ナタリー・ポートマンが完全に子供で、印象が違って見えたのには驚いたけど、天使感がハンパないのにもびっくりした。顔だけは結構大人びてるけどね。
「凄腕の殺し屋」と「女子」の取り合わせ映画の元祖。その原型はデ・ニーロとジョディ・フォスターの「Taxi Driver」なんだと思いますが。俺的にはです。この後、同様の設定の映画を見るたびに、「レオン」と「Taxi Driver」を思い浮かべてしまいました。で、比べてしまう訳です。この「レオン」を超える映画は、これまで一作も無かった。と思う。俺調べですけど。
完全版は20分以上も延長されてるそうです。映画を構成するエピソードを全部は覚えてないから、どれが追加されたものかは明確には分りませんでした。
12歳のマチルダに愛してると言ってしまうレオン。孤独に苛まれ、CLEANERとしての日々に人間としての心を失くした男の唯一の救いになったマチルダへの純愛。レオンはCLEANERとしての最後の仕事を、愛するマチルダのために実行する。「根無し」は人の世との関わりを断った男の人生を象徴する言葉。マチルダから愛されることによって、マチルダを愛したことによって、レオンの魂は「根無し」では無くなります。
やっぱり良かった。おっそろしく良かった。
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11/13 追記
2人の関係を、どうしても言葉で定義しなければならないのなら「純愛」って言いますが。マチルダはレオンに「興味」があった。レオンはマチルダになんら感情を持っていなかった。というよりも、レオンは「人」に興味が無い。
人の世との縁を全て断ってクリーナーとして生きていたレオンは、マチルダの涙を見過ごせずに扉を開けまてしまいます。それは、ほんの数日前にマチルダと会話した事で、人との繋がりを持ってしまったからだと。
全てを失った者同士。
それが、どんな形のものであれ。どんな背景があったとしても。互いが互いに望むものが、全く違っていたとしても。強く、互いを必要としていた事に違いは無く。互いの命を、互いに預けても良いと思っていたことに違いは無く。ともに、生きて行きたいと望んでいたことに違いは無く。
どう呼べば良いんだろうね、この関係。映画のTitleは「LEON」、男の名前。つまりは男の生き方の物語。愛がきっかけで全てを失った男が、全てを捧げられる愛を見つける物語。ってのはロマンチックすぎるけど。殺し屋の生き方に、こーーんなに切なくなってしまうのは、男女ともに、そういう事なんだろうと思いましたこのみ。隅っこでボケるのやめろよ。俺。
久しぶりに観ても素晴らしい
オリジナル版より納得
寂しき魂のレクイエム
少女に出会って、止まっていた男の時間(とき)が動き始めた。
男に出会って、少女は初めて大切にされるという居場所を知った。
そんな二人が過ごした時間(とき)を紡いだストーリー。
そこに、命を命とも思わない”もの”を、噛み合わせることで、二人の時間に緊張感がみなぎり、無限であってほしい時が有限となり、永遠となる。
プリミティブな愛。
お互いの存在を必要とし、必要とされる愛。
親子愛にも、恋愛にも似ているし、そういう形をとる場合もあるけれど、生きるために最も必要な根源的な愛。
「愛している」
そんな二人の”愛”だから、私達は胸の奥に大切に仕舞っておきたくなるのだろう。
様々な顔を持つマチルダ。
ローティーンの瑞々しさをこれでもかと振りまいてくれる。
対して、朴訥とした顔を見せるレオン。
白い靴下。豚の鍋つかみ。チョイスが最高。
スタンスフィールドは、玉すだれ越しに見える目ですら、あれだけの狂気(凶器)。
トニーのイタリアンファミリーっぽさが、人生ままならぬことを教えてくれて、切ない。
マチルダ可愛い
二人の絆
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