レオン 完全版のレビュー・感想・評価
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高レベルでの両立
リバイバル上映の期間を逃さず鑑賞しました。
本作のタイトルとジャン・レノが主演している以外は全然知りません状態です。
・レオンとマチルダの人間模様と血腥いアクションが高いレベルで作られており、時間があっという間、ラストには感極まりました。
・物語としては、徐々にレオンの素性というかベースが分かってくる設定が面白かった。冒頭、殺し屋としての腕は確か、というか、完璧過ぎないか?というレベルなのに、実は、欠点というか弱点というか真相が少しづつ明らかになっていくビルドアップの逆が面白い。
・アクションが面白い。予想も付かない動きに目が釘付け。
・ジャン・レノはともかくナタリー・ポートマンの演技がすごい。初主演とは思えないくらいに自然に幼さと色気を出している。喫煙のシーンなんか背伸びした子供そのもの。
・物語そのものは特に捻ってもなく、まあそうなるよなあ。やっぱそうだよなあ。で終わるのが物足りない。
確かに語る継がれる名作でした。
優しい心をもった凄腕殺し屋
マチルダよ、大きく育て
これは映画館で観たかった作品
昔吹き替えで見た記憶があって今回字幕の最上映をしてなので見てきまし...
昔吹き替えで見た記憶があって今回字幕の最上映をしてなので見てきました。
レオンって名作って言われてるけど具体的にどこが評価されてるのから知らないという。
でも感動するし見終わった後の余韻も好き。
マチルダ「オーケー」
レオン「オーケーっていうな」
マチルダ「…オーケー」
↑ココ好き
クライマックスのマチルダと一緒に地に足をつけて生きていきたくなったっていう、レオンの生き方がマチルダのおかげで変わったのが好き
警察はやっぱり正義側として描かれてて仲間には優しいのが悲しい。
マスク奪って変装したレオンを仲間として気遣って、逃げるマチルダをここは危ないよって心配して。
マトリの連中はメチャクチャだけど結局売人してたマチルダの父親が圧倒的に悪だし。(弟は関係ないしなんで撃ったん?だけど)
個人的にハピエン厨なのでやっぱり生き延びてほしかったというのが感想の大元でした。
また見たいな
2023年劇場鑑賞でも全く遜色ない傑作
2023年劇場鑑賞267本目。
今でこそ結構映画館でまぁまあの本数観ていますが、子供の頃は予算にも限りがある上、犯罪者が主役の映画は感情移入しづらいので避けていました。
大人になった今レオンとゴッドファーザーは観ておきたいなと思っていて、スカパーで録画してあったのですが観るとなるとなかなか腰が上がらず・・・。
そんな中イオンでリバイバル上映をすると知りましたが1週目どうしても他の映画と時間がかぶって諦めたのですが、2週目もやってくれて、時間もピッタリだったので満を持して鑑賞。
子供と強い赤の他人のおじさんの組み合わせはばっと思いつくだけでもアジョシやマイ・ボディガードなどありますが、レオンがエポックメイキングだったのは間違いありません。
もっと冷酷な殺し屋だと思っていたジャン・レノ演じるレオンが意外とおちゃめな面を持っていたのが良かったです。基礎となる作品なので展開はある程度読めますが、丁寧にマチルダとの関係が描かれていて良かったです。
それでも減点したのは、明らかに正義のためだと信じて騙されてレオンと戦わされて殺される警官がかわいそうでたまらなかったからです。
根なし草
「根がないんだ、俺と同じさ」
「大地に植えれば根は張るものよ」
15年ほど前、WOWOW制作の番組「映画を観て旅に出た」という番組を観た。旅先はニューヨーク、案内人は濱田岳だった。ルーズヴェルト島に向かうロープウェイを目にした濱田が溢れ出る想いを語っていたのが本作だった。その中でも僕に鮮烈な印象を残したのがゲイリー・オールドマン扮するスタンであり、以来僕はガムを噛む際には虚空を仰ぎ、簾は掻き分けるように開くのが常となった。この男、とにかく何を考えているのか分からず恐ろしい。
同じく何を考えているか分からないが、こちらはどこか愛嬌のある男・レオン。口をぼんやりと開いている姿が印象的だが、一度銃を持てば俊敏そのもの。仕事に忠実な男を淡々と演じる。こういう無口な仕事人が僕はたまらなく好きだ。
ナタリー・ポートマンも素晴らしい。本当に頭の良さが光りますねこの人は。「タクシー・ドライバー」(1975)でジョディ・フォスターがセンセーショナルな出方をしたように、本作はナタリー・ポートマンだからこそこれほど印象的な作品に仕上がったのではないだろうか。
レオンがあまりにも淡々としているものだから、途中までは展開の割に起伏が感じられず今ひとつ刺さらなかったが、終盤に一気に引き込まれた。特に麻薬取締局の男子トイレの扉が閉じた場面では文字通り身の毛がよだつ思いをした。ラストシーンはこの物語の締めくくりとしてはこれ以外に考えられないというもので、「なるほど道理で名作な訳だ」と腹落ちしたものだ。
スティングの主題歌もいいけれど、個人的に気に入ったのは劇中で流れるボレロのような曲。それぞれの視線や目つきが感じられてとてもゾクゾクする。
番組を観てから15年、僕も歳をとった。だが大人になりきれていない。スコアを聴きながら自分だけの時間を持つことにしよう。
ロリコンムービーと言われても…
もう30年も前の作品なんだねー
当時は劇場でではなかったから恐らくほぼ25年ぶりくらいで再観賞……か。
初めて観た時は心への響きが全く無く、微塵も感動しなかった。だから自分の中では『果たしてこの作品の評価が高いのは何故なんだろうか』と不思議で仕方なかった。年月が経って、追加シーンの加わった完全版ならばどぉかな?と再チャレンジ。でも結果は一緒。感動はしない。隣の席の女の子がワンワン泣いてたけど、何に泣いてるのか全く理解できず。
でも、前回と今回とで感想が大きく変わったのは「感動こそしないものの、もう一度でも二度でも観ようと思えば抵抗無く観られる」と感じたこと。あたしの琴線には触れないけれども、名作・良作であることには違いないんだなー、とわかった😊
レオンとマチルダの愛の形、『年齢を超えた男女の愛』にはやはり納得できない。本当にみんなそんな風に見えるの??あたしには家族愛にしか見えないよー。いつか男女に見える時がくるのかな……
ナタリー・ポートマン、子供の頃から凛とした美しさが素晴らしい✨
もう大人。後は歳をとるだけ。
終盤の展開に震えた!
「Shape of My Heart」
リバイバル上映にて、久しぶりに、映画館では初めて、観ました。
90年代を代表する作品の1つで、言わずと知れた名作ですね。
当時ビデオで観た時は、それはそれは強烈に印象に残りました。
殺し屋と少女の純愛
インパクトあるイカれた悪役、ゲイリー・オールドマン
マチルダからの贈り物からの…
深い余韻の中、静かに鳴り響く大名曲「Shape of My Heart」
今回、気付いたのは『ゴッドファーザー2』のオマージュ?と思われるシーンを発見。
本当にオマージュかは不明ですが(笑)
この時の女の子(ナタリー・ポートマン)が、今や、大きくなって、スターになって、と感慨深い(笑)
知ってて当たり前、一般常識みたいな作品でしょ(笑)
配信でも観れるので、未観賞の方は、この機会に是非!
素晴らしい対比的感覚
この映画にはマチルダとレオンの二人だけの世界が広がっている。
それを作り上げているのは間違いなく最初と最後のシーンに映されるビル群たちであろう。監督はこれと彼らが暮らす小さい部屋を対比して彼らの閉塞感を演出している。
それを如実にあらわしている場面はマチルダがスコープ銃を練習するところである。
レオンがビルの屋上をマチルダの元まで歩くシーンではニーンショットで撮られており、それにより後ろのビル群が映されることになる。これと対になっているシーンはその後のマチルダとレオンがスコープ銃の試し打ちをするため顔をくっつけショットだ。
このショットにはマチルダとレオンしか映っていない。
これが先程の大きく並んでいるビル群との対比になっている。
そのような大と小の対比が彼らのおかれている閉塞感を演出させる。
心に突き刺さる映画ですね。何度も観ていますが。
♪リクエストは、STINGの『Shape of my heart』で♪
近所の映画館では、今日(10月27日金曜日)からリバイバル(?)上映です。
観てきました。
当時、劇場でも、その後TV等でも何度とも観た「LEON」だったけど、スクリーンで観るのは、やっぱ違いました。引き込まれました。ひとつも無駄がなかった。
「オリジナル版」には未使用の、レオンとマチルダが心を通わせる過程が、より緻密に描かれた22分のシーンを加えた「完全版」。
しみじみ、良かった。
ナタリー・ポートマンもジャン・レノも、脆くて、魂が震えていて…泣きたくなるくらい愛おしくて…。すごく切なくなった。
ベストなんて決められないけれど、ベストと言ってもいいくらい、よくできた作品だなあと改めて思いました。
上映が1995年の3月だから、もう28年が経つんですね…
そしてナタリー・ポートマンは当時11歳だったんですね…
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