「良くも悪くもベッソン節」レオン(1994) 散歩男さんの映画レビュー(感想・評価)
良くも悪くもベッソン節
フランス人監督リュック・ベッソンのハリウッドデビュー作。1994年か…。絶賛に近いレビュー多いが、自分は正直さほとピンとこなかった。
完全版は未見なのでそこは何とも言えないが、全体的に“薄い”
何と言うか記号的な気がした。殺し屋と孤独な少女の心の交流が深まって愛に… みたいな頭の中で考えた物語の域を越えてない。中坊感覚男ベッソンらしい。凄腕殺し屋なのに行動もワキも甘すぎるでしょうに。色々突っ込みたい点あり。音楽も映像にマッチしてたとは言い難い。
ディスるばかりでなく褒める点も。主演三人の演技は素晴らしい。ゲーリーオールドマンが特に良し。ナタリーは少女の頃から凄い演技力。三人のキャスティング決まった時点で勝利してるのでその点はベッソンの功績です。
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