リバー・ランズ・スルー・イットのレビュー・感想・評価
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バーボングラス傾けながら、どーぞ。。。
美しく壮大なモンタナの大自然、そこに溶け込む屈託のないブラッド・ピットの笑顔。 ロバート・レッドフォードは自分を彼に投影しながらこの映画撮影したんだろうなぁ。表情や仕草に随所で彼っぽさを感じさせる。 ロバート・レッドフォードだからこんな映画を製作できたんだろうなあ。1900年代初頭の片田舎を舞台にしたヒューマンドラマ。なかなかこんなテーマにお金払って観に来てくれないよね、お客さん。 邦題も潔よくて好きです。英語そのまま。そう、この映画は「A River Runs Through It」なんです。「愛と青春のなにやら」とか陳腐な邦題はいらんのです。 週末の夜にでも何も考えず、何も期待せず、バーボングラスなど傾けながらボーと観てみてはいかがでしょうか。贅沢な二時間が過ごせます。。。
釣りのシーンが
美しすぎて、涙が出る。 追記 ストーリーではなく、映像で涙が出た初めての作品でした。 ほんとに美しい映画です。 今日は、若いブラッド・ピットのきらきらした目の輝きを見る都度に涙が出そうでした。 今は、再びこの作品を見る機会を与えてくださった午前十時の映画祭の関係者のみなさまに感謝の気持ちでいっぱいです。 追記の追記 ふと、過去のNHKでオンエアされた「リッチマン・プアマン」を思い出しました。
心に残る素敵な映画
映画を通して流れるノーマンのナレーションが詩のようで、美しい映像と合わさって心に響く。舞台はモンタナだけど、何故か自分の故郷を思い出して懐かしさと切なさを感じてしまう不思議な感覚。物語は静かに淡々と進むが、人の心の動きが細かく丁寧に描かれており、役者達の表現力が皆素晴らしい。釣りをする姿が美しく芸術的で、心に残る素敵な作品。慌ただしい毎日に疲れた時にまた観たい。
川の流れのように〜
自然が美しい。ゆったり流れる川に、しなる釣糸。遠くの山々。その自然のままに、自らの気持ちに素直に生きようとするポール。対して、兄のノーマンは父にも母にも気を使うし、周囲の目も気にする。 野生動物のように、気高く美しいポール。少々、世間の枠からはみ出すタイプで、長生きできなさそうに感じる。映画でも最初からそんな匂わせ方してたし。ただ、なぜ賭博に惹かれるのかは、ちょっとよくわからない。自然の中にいる方が好きなんじゃないのか? あと、先住民の女の子への気持ちもどうだったんだろう。留置場で床に彼女を寝かせて、自分はベッドに座るって、なんだかひどくない? 彼女の扱いだけは不満だけど、人生を俯瞰で眺めるような、静かで文学的な作品。 BS TBSの放送を録画で。
ブラピがただただ美しい
ロバート・レッドフォード監督、93年アカデミー賞撮影賞受賞。 ずっと見たいと思いながらなぜか今まで手が出ず。 モンタナの田舎町を舞台に家族と兄弟の絆を描いた良作。 ブラピの地位を確立した作品らしいが、確かに美しい。少年のような屈託のない笑顔も持ち合わせながら、同時に美しさもある。 久々に見たタイタニックのディカプリオもそうだが、名優の若き日は格好良さだけでなく美しさも伴うのか。 兄役のクレイグ・シェイファーも、父役のトム・スケリットも最高。
【”君はフライフィッシングの愉しさを知っているか。そして、親友の突然の逝去に愕然としたことはないか!”モンタナ州・ミズーラの清流と共に成長し、清濁併せ持つ世に身を委ね明暗を分けた兄弟の物語。】
■今作の内容は巷間に流布していると思われるので、割愛する。 尚、私は今作は初鑑賞である。 そして、多分今作は、二度と観ないだろう・・。 ◆感想 ・モンタナ州・ミズーラでの、ノーマンとポール(ブラッド・ピッド)が幼き頃から、父に教えられたフライフィッシィングを習得していくシーン。 ー 最初は、父が一際大きな虹鱒を釣り挙げるが、その後徐々にノーマンとポールの腕が上がり、大物を釣って行くシーン。 濃緑色の森の中を流れる清流で、親子三人がフライフィッシングを楽しむシーン。 その姿は、ノーマンとポールが長じてからも、続く。- ・真面目なノーマンに対し、明るく才気煥発な弟、ポールを演じる若きブラッド・ピッドの姿が魅力的である。 ー 今でも第一線で活躍するこの人は、スーパースターであるなあ、と実感する。- ■今作の構成はシンプルである。 が、故にポールの突然の逝去が印象的であり、哀しい。 その前の、ノーマンとポールと父がフライフィッシングをするシーンが生きて来る。 川の波にのまれながらも大物を釣り上げるポールの姿。 そして、その後、突然告げられるポールの死。 これは、私の勝手な想像であるが、危うい道に踏み込んでいたポールは、フライフィッシングを行う事で、生きるバランスを取っていたのではないか・・、と言う事である。 <私事で恐縮であるが、私は、エクストリーム登山を行っていた際に、テンカラ釣りを学び、北アルプス上の廊下などで尺岩魚を釣り、食料にしていた。 だが、尺岩魚がいる場所は、危険な場所も多数あった。 これ以上は記さないが、今作を観てテンカラ釣り=フライフィッシングの愉しさと、哀しき想いが蘇ってしまった作品である。 それにしても、今作で映し出されるモンタナ州・ミズーラの豊饒な自然と川の姿は、実に美しい。 だが、今作のポールではないが、若き日には格好が良いと思っていた破滅的人生を歩んではイケナイと今更乍らに、思った作品でもある。>
人の心を見事に描く作品
二人の兄弟と家族の絆を「釣り」という接点から描くヒューマンドラマ。 演技力で心の変化と成長を感じられる素晴らしい映画でした。 若かりしブラッド・ピット、どんな格好でもカッコイイね🤠 学生の頃に見ても絶対に面白くないと思ったはず💧 でも不思議と大人になると、こういう映画の素晴らしさを感じる事ができる。 そしてまた新しい感情に出逢う。 映画って楽しめて、感動できて、成長もさせてくれる。 本当に奥が深いなぁーと、改めて考えさせられる作品でした。
彼の人生は、フライフィッシングがともにあった
初めての鑑賞
牧師の父に育てられた兄弟の物語(メインは兄)
子供の頃、父からフライフィッシングを教わるところから始まる
とんでもない悪戯をしたり、兄弟げんかを経験したり成長していく兄弟
兄は大学進学で故郷を離れ、卒業後に帰ってくる。
そこにはやはり父と弟、そして故郷の河とフライフィッシングがある
故郷で生涯の伴侶と出会い、その後就職のためにまた故郷を離れることになるが、今度は愛する人と一緒だ
しかしその直前、弟が他界する。
数年後、両親を亡くし、妻に先立たれた主人公は、また河の流れの中でフライフィッシングを楽しんでいる
純文学を映像化した作品だと思うとイメージしやすと思う
何かを成し遂げたとか、手に入れたとか、そういう映画ではないので人によっては退屈かもしれない。実際にそのようなレビューもあった。
自分も若いころに見たら、そのような感想を持ったかもしれない。
自分の家族を持ち、人生も終わりに近づいている今見たから、良い映画と思えるのかもしれない
2022.3.23一部修正
BGVみたような
何気ないストーリーがゆったり進んで、それなりの事件が起きても取り立てて騒がず淡々とアメリカの田舎の暮らしぶりが描かれます。 故に退屈な人には退屈でしょうが、疲れたときにボーっと点けておくと安心できる、みたような作品です。
フライ・フィッシング
牧師の父のもとに育った兄ノーマンは故郷を離れ、6年後に帰ってくる。弟ブラッド・ピットは釣りキチで警察まわりの新聞記者。ボートでの無謀な川下りをやった頃の仲間たちも健在。ノスタルジックな想い出と自然に囲まれた故郷。インディアンの娘とつきあう弟、ジェシー(エミリー・ロイド)という女性に人目惚れした兄。小ネタエピソードがなかなか面白い。日焼けしたジェシーの兄など・・・ アメリカでも文学部に入ると将来の職業が定まらない。そういうときには故郷に帰って釣りをすればいいんだ。「愛する人が困って苦しんでいるとき何を差し出せばいいか?愛することが一番だ」
凄い静かな映画という印象。 釣りのシーンは水面がキラキラしてて映え...
凄い静かな映画という印象。 釣りのシーンは水面がキラキラしてて映えるなと思いました。 でも正直、何を伝えたいのかがよく分からない映画でした。 宗教的な要素もあるので、そういうのがよく分からない自分にはあまり響きかなかったし、ジェシーの兄を嫌っている理由も何故なのか分かりませんでした。 誰かこの映画の魅力を教えて下さい。
性格を違えた兄弟の末路
グレイグシェーファー扮するノーマンマクリーンの父親は牧師で釣りが好きだったのでメトロノームで呼吸を覚えた。勉強も父親が厳しかった。休日は、ブラッドピット扮する弟のポールマクリーンと釣りに興じた。ある日、ポールがたきつけてノーマンと急流川下りに及び滝に突っ込んだ。兄弟で殴り合いのケンカは一度した。あとは、父親と兄弟で釣りをしたが、ポールにはセンスがあった。真面目なノーマンは大学を卒業してやがて教師に、陽気なポールは新聞記者になった。ふたりは久しぶりに顔を合わせ思わず川へ釣りに出かけた。ふたりはこのまま平和に道を歩めるのだろうか? 兄弟のそれぞれの人生を性格の違いから抑え気味に描いた作品だね。特に川釣りの描写が見事だと思った。
🎣釣りと若かりしブラピのキラキラ✨
妙に気になる髪型と奇妙なイントネーションを操りながら商品を宣伝する、某グループ社長のお陰でこの作品をBSで鑑賞することができました。
🗣≺ 社長!ありがとう!)
イケメン俳優でいらしたロバート・レッドフォード氏が監督を務め、自身の再来と言われたらしいブラッドのピット兄さんを抜擢(バッテキ)し、結果的にこの作品で彼を出世させたという👆🏼レビュ-タイトルを楽しむ作品でしたが、、
私はどこか北村一輝さん似で、どこかホアキン・フェニックスさん的な雰囲気も身にまとう兄役のクレイグ・シェイファーさんが気になり、釣りのこともよく分からないのに観続けてしまいました。
シェイファーさんの憂いを帯びた目の色に幾度も事件の予感がするも、その都度、あちらの雄大な自然に包まれた環境の中で事無きを得るというか、雨降って地固まる展開をまったりと味わいながら、最後に・・・という流れで、、終わってみれば『スタンド・バイ・ミー』と同じような余韻が胸に残る作品でした😌マッタリズム
悠久の流れの中で
年齢の近い兄弟は、互いがとても身近な存在であり、互いを意識する。そんな兄弟ならではの空気感や、成長と共に経験する様々な出来事を、クレイグ・シェイファー( 真面目な兄 )とブラッド・ピット( やんちゃな弟 )が丁寧に演じていました。
美しい渓流でのフライ・フィッシングのシーンが、とても美しく撮られていました。
家族、兄弟に対する深い想い、家族で交わされる言葉が心に沁みます。
BS - TBSを録画にて鑑賞
ずっと観たかった映画です
家族の成長、喜び、悲しみ、良いこと悪いこと、そして自らの老い。 モンタナの雄大な美しい大自然の中では、ほんの小さなことなのだろう。 美しく丁寧に繊細に作られた映画だと感じました。
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