劇場公開日 1959年4月22日

「ジョン・ウェインの映画、初観賞!」リオ・ブラボー talismanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ジョン・ウェインの映画、初観賞!

2024年4月22日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

萌える

すごく楽しかった!西部劇のイメージは埃っぽい、バンバンと人が殺される、拳銃の音がうるさい、マッチョ。だから不安な思いで映画館に赴いた。ところが!やけにのんびりした雰囲気で殺気立ってない。たくさん笑えて歌もある。ドキドキもあるし気分スカッとするし、美しくてかっこいい言葉のやりとりもあって面白かった。

脚は悪いが腕のいい、機転がきくスタンピー(じいちゃん保安官)、手が震えて紙巻きタバコの紙も巻けないほどアル中だったが映画の最後はピッと巻けて良かったね!のデュード保安官助手(ディーン・マーティン)、勝ち気できりっとした女、フェザーズは保安官チームの「仲間」、そして背が高い(大谷翔平くん位?)チャンス(ジョン・ウェイン)は人を見る目があり冷静で人望ある渋くてかっこいい保安官トップ。フェザーズが積極的にアプローチしてチャンス保安官といい関係になるのがよかった。男のグズグズ感とかビビりをジョン・ウェインがやるから許せたというか可愛かった。

スパゲッティ・ウェスタンと異なり、ザ・西部劇はやはりマッチョで、アメリカにとって拳銃は西部劇的歴史・意味と密接に繋がっていると思った。でも監督ハワード・ホークス的女性像というのは気に入りました!アンジー・ディンキソン演じるフェザーズは、行動も身体も思考も文系&理系&体育会系ミックス!すぐ失神するタイプでなく色気過剰でなくずる賢くもない。失神ではないが、ジョン・ウェインがうつ伏せで倒れる場面が2回あった。あれだけの大男がバタッと倒れるのはちょっと怖かった。

SALOONという語を見ると高校時代を思い出す、SALONと間違えたから。間違えるとずっと記憶に残る!間違いはいいことだ!そして自分は西部劇と縁があるのかもしれない。

おまけ
1)冒頭の酒場シーンには床屋コーナーもあった。最近流行りの男性客対象のバーバー・ショップ、店内や理髪師や客のイメージは革とタトゥーとウィスキー(日本は違う?)だ!これは西部劇のsaloon文化から来ているに違いない。
2)チャンス保安官に助手として認められた二丁拳銃のコロラド(リッキー・ネルソン)、若くて賢くてかっこよかった!

talisman
Mr.C.B.2さんのコメント
2024年4月26日

アンジー・ディキンソンとリッキー・ネルソンとジョン・ウェインの連携プレイの見事さ、良いですよね。

Mr.C.B.2
あんちゃんさんのコメント
2024年4月24日

出た!うれしい!リオ・ブラボー!二丁拳銃のコロラド、リッキー・ネルソンのこともお忘れなく。

あんちゃん
琥珀糖さんのコメント
2024年4月23日

ぜんぜん怖くないです。
大丈夫です、
心から嬉しかったです。
ご心配なく^_^

琥珀糖
琥珀糖さんのコメント
2024年4月23日

共感ありがとうございます。

レビューを読み耽っていたら、寄り道がしたくなります、
楽しくて、目を見張らされて。

「ソルトバーン(SALTBURNかな?)」は
毒盛りで、面白かったですね。

琥珀糖
Mr.C.B.2さんのコメント
2024年4月22日

満足頂いたようで、勧めた甲斐が有りました。別のJウェインも是非!

Mr.C.B.2