「Do we get win this time? ベトナムに帰るランボー」ランボー 怒りの脱出 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Do we get win this time? ベトナムに帰るランボー
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ロッキーと双璧をなすスタローンの代表作第二弾。2020年6月に公開される最終作に向けて過去作を見直しです。
本作の脚本ってスタローンとジェームズ・キャメロンだったんですね。ちょっと意外だったのですが、「エイリアン2」でも銃をガンガンぶっぱなすアクションにしてたので、きっとキャメロンはこういうの好きなんでしょうね。でも、ベトナム戦争でPTSDをわずらってる人間をわざわざベトナムに戻すとか発想がスゴい。
舞台となっている1985年はベトナム戦争終結から10年も経ってたのにまだアメリカ兵の捕虜はいたのでしょうか?子供の頃に観た時には何もわからずただスタローンのアクションを楽しんでいたのですが、大人になるとアクション以外でもトラウトマン大佐とマードック指揮官のやり取りも楽しめます。けっこうポリティカルな要素もあったんですね。
アクションは前作より増し盛りです。土の中にいたり、水の中にいたり、ホラーの殺人鬼ばりに何処からでも襲ってくるランボー。でも、アクションばかりに目が行ってしまいがちですが、1に引き続きベトナム戦争の闇を引きずっていますね。最後の指令部を破壊する時のランボーの悲痛な叫びが祖国に裏切られた者の切なさを感じさせます。
ちゃんと観るとアクションだけじゃなく、訴えてくる物語がある作品でした。
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