「かくして、ウェスタンは滅びん。」ラスト・シューティスト マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
かくして、ウェスタンは滅びん。
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1976年はアメリカ独立200年。
ベトナム戦争敗戦の翌年。
それを目一杯カッコ悪く演じさせられる。勿論、僕の独断的な感想だが、本人はカッコよいと思っている。つまり、そのプライド傷つけずに演技させた演出家の腕だと思う。
セリフはモノトーンだし、動作も緩慢でスタント任せ。
でも、「拳銃を後ろから撃つ演技はしない」と言う変な所にプライドがある老優。
まぁ、結果的に遺作になったのだから、良かったんだと思う。
この映画の最初にジョンウェインが「坊や」と言うセリフがあるが、かつて、イーストウッドにジョン・ウェインはもっと侮蔑したセリフを吐いた。それは有名。
アイロニーだね。ドン・シーゲルありがとう。グラントリノを見ると違いがはっきりする。
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