劇場公開日 2024年3月8日

「利用され続けた一生」ラストエンペラー りあのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5利用され続けた一生

2023年5月2日
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鑑賞方法:映画館

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1950年、ソ連での抑留を終え、母国へ送還された中国人戦犯の中に、清朝最後の皇帝・溥儀も含まれていた。帰国後取り調べを受け、その間に手首を切って自殺を図ったが、助けられ、尋問を受けながら、これまでの人生を振り返る、という話。

父親が暗殺され西太后の指名によりわずか2歳10ヶ月で皇帝となり紫禁城で暮らし、満州国の皇帝に担ぎ出され、ソ連に抑留され、中国にもどって取り調べを受け、日本に協力した罪で投獄後釈放され、晩年は中華人民共和国の政協となり共産党の為に働いた、溥儀の生涯を描いた作品で、史実的にも合ってると思えるので、衣装とか、建物、車など、当時の勉強になった。
生まれて僅か3歳にもならないうちに皇帝に指名されるという、日本の天皇や旧江戸幕府の将軍などにも有ったような事がほんの100年ちょっと前にも起きていたのかと驚いた。
映画はスケールが凄くて、ものすごい多くの人を使い、衣装も凄くて、制作費が凄そう、って観ながら思ってた。
生まれてから死ぬまでずっと利用され続けた生涯だったんだな、ってあらためて思った。
お父さんが皇帝になってたら全く違う人生だったんだろうに、って思った。なぜ西太后が溥儀の父を指名しなかったのか、また勉強してみようと思う。
溥儀の乳母アーモ役のイェードゴーがエロカワだった。

りあの
りかさんのコメント
2023年5月4日

おはようございます😃
昨夜からコメントいただいていましたのに、失礼いたしました。
羨ましい、と言ってはいけませんね。
りあのさんの努力の賜物ですから。🍒
皇帝という名前もピンキリで、溥儀は日中の当時の力関係をわかってなかったという事でしょうか。
この作品大変勉強になりました。
余韻も楽しみながらまた観たい作品です。🌸

りか
りかさんのコメント
2023年5月3日

こんばんは♪
マイフェアレディにコメントいただきましてありがとうございました😊
乳母役の方だけ顔の区別がつきました。
りあのさん、本作も映画館で観ておられるのですね。
羨ましい😊

りか