悪魔のしたたりのレビュー・感想・評価

冒頭のセリフを飲んで、この映画自体を見世物として楽しめた者勝ちである。もはやこういうのをヒャッハーと楽しむだけにはなれないが、それでよいという気がする。

残酷描写がシュール過ぎて、全体的に笑えてしまうグロさ加減に、脱がされる女優陣の裸体にエロさを感じない無駄に思える場面の数々。

劇中、スキンヘッドの奇形なオッサンが一度も出て来ない騙され感、悪趣味な題材をメインに不快になるギリギリで笑えてしまうクダらなさ、興味心も半々にラストはホットドックに挟んだ破廉恥さをドアップな変態性。

全然、怖くない陳腐な残酷描写と、エロくない裸体のオンパレード、悪趣味でシュールなコメディ映画。