「やっぱり西部劇、痛快感があった」許されざる者(1992) いたかわさんの映画レビュー(感想・評価)
やっぱり西部劇、痛快感があった
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まず最初、娼婦を傷つけたカウボーイはクイックマイクだし、あいつだけ賞金かければ良かったんじゃないかと思った。もう1人のデービーボーイはトバッチリでは?
クリントイーストウッド演じる元悪党マニー。生活難から再び殺しに手を染めようとする。引退から10年以上経っているため、馬にもちゃんと乗れず、銃もマトに当たらない、保安官にボコられる。なんか情けなさも感じる。
しかし、ネッドの復讐のために、街の治安を守るため過激な暴力、見せしめをした保安官、娼婦の意思を尊重しない酒場の主人を撃ち殺した銃撃戦は痛快感があった。
勧善懲悪ではないし、マニーのこれまでの行いが許されるものでは決してないが、蔑まされた立場の弱い者(娼婦)にとっては恐ろしくも尊敬するダークヒーローなんだと思った。
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