「pride and forgiveness」許されざる者(1992) everglazeさんの映画レビュー(感想・評価)
pride and forgiveness
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プライドを傷付けられ娼婦の顔を斬りつける男。
娼婦のプライドを傷付けられたと、誇張した被害で男の殺害に賞金をかける娼婦仲間。
殺した人数ほどガンマンの誇りと威張る若者。
嘘と紙一重の武勇伝を書き残そうとする者。
銃を規制し、暴力で威圧的に町を支配し、権力の維持に努める保安官。
Bill MunnyとNedだけは、殺した数にも武勇伝にも、虚しさだけで、何の意義も見出せないことを知っているようでした。
人を傷付けたり、命を奪ったりしてまで守るプライドはあるのか、生活のためとは言え、こじつけの正義を掲げて、賞金稼ぎに人を殺していいのか。
つまらないプライドを守るのではなく、許しあっていれば悲劇は広がらないのです。劇中、許す機会を与えられながら、誰一人相手を許そうとしないので、自らも許されないのです。
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