劇場公開日 1993年4月17日

許されざる者(1992)のレビュー・感想・評価

全74件中、1~20件目を表示

5.0真実は誰も知らない

2024年9月4日
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鑑賞方法:DVD/BD
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猿田猿太郎

4.0娼婦を人間らしく扱え‼️

2024年12月21日
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りか

4.0シニアオールスター

2024年11月3日
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オスカー取った名作です。
ハックマン、フリーマン、ハリス各先輩をゾロリと揃えてそれぞれの持ち味を十分に生かした演出はさすが同世代の俳優出身の監督ならではです。
派手さも起伏もあまり感じない地味なストーリーをゆったり鷹揚に演出している点が映像の深みと西部劇情緒を際立たせています。

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越後屋

5.0許されざる者とは?

2024年9月27日
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*こちらのレビューは以前既にあげたものです
*2023/11/8投稿済み

昔から好きだった作品。許されざる者とは?この作品を鑑賞する全ての者に問うている。
それは主人公のマニーであり誘ったキッドでもあったしマニーから誘われて来たネッドでもあった。そのネッドを鞭で嬲り殺したリトルビルしかり、その遺体を見せ物にしたバーの主人でもあり懸賞金を掛けた娼婦達もである。そしてそれらを視聴している我々も殆ど同罪であるのではと問いかけている。

しかし映像は非常に綺麗で音楽も素晴らしい。我々を当時の世界へ引き込んでくれた。
人間達のドラマに反しあの時代の自然がとても美しい事が余りにも対照的である。

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えーじ

4.0許されざる者とは…

2024年7月8日
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鑑賞方法:TV地上波

悲しい

怖い

難しい

他でもない主人公のマーニーなんでしょう。作品は名優達の勢揃いで見応えがあった。特にジーン・ハックマンが演じた単なる悪役ではない保安官が秀逸だった。

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よう

3.5マニー怖っ❗️

2024年4月13日
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鑑賞方法:TV地上波
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シンプル

3.0ウィリアムは賞金稼ぎに参加したのを後悔したのでは

2024年3月13日
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鑑賞方法:VOD
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根岸 圭一

5.0許されざる者とは?

2023年11月8日
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昔から好きだった作品。許されざる者とは?これを観る全ての者に問うている。それは主人公のマニーだし誘ったキッドでもあったしマニーから誘われて来たネッドでもあった。そのネッドをムチで嬲り殺したリトルビルも然り、その遺体を見せ物にしたバーの主人もであり懸賞金を掛けた娼婦達もである。そしてそれを視聴している我々も殆ど同罪であるのではと問い掛けている。

しかし映像は非常に綺麗で音楽も素晴らしい。我々を当時の世界に引き込んでくれた。
人間のドラマに反し、あの時代の自然が非常に美しい事が余りにも対照的である。

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えーじ

5.0「許されざる者」とは何か?

2023年10月31日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

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parsifal3745

4.5クリント・イーストウッドの、

2023年9月16日
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鑑賞方法:TV地上波

クリント・イーストウッドの描くフィルムは、なぜか引き込まれる。
さして、クリント・イーストウッドの演技は引き込まれる。

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光陽

5.0誰が許されざる者⁉️

2023年7月30日
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泣ける

怖い

興奮

この作品を捧げた、師と仰ぐセルジオ・レオーネ監督作やドン・シーゲル監督作においてシガーをくわえた瞬間から、数多くの西部劇に出演してきたイーストウッドが、ようやく実力を爆発させた傑作です‼️娼婦の顔を無残に切り裂いたふたりのカウボーイ、奴らに賞金首をかけた娼婦たち、その金に群がるならず者ども、力ずくで町の秩序を守る保安官‼️誰が "許されざる者" かという問いを掘り下げながら、人間と暴力の本質を見つめ直す、これはもう哲学です‼️主人公ウィリアム・マニーが、モーガン・フリーマン扮する親友の死を聞かされて、ウイスキーをがぶ飲みするシーン‼️怪物への帰還ですね‼️そして音も立てずに酒場に出現した怪物が保安官と対決するクライマックス‼️クリント・イーストウッドvsジーン・ハックマン‼️ハリー・キャラハンvsジミー・ドイル‼️「ダーティハリー」vs「フレンチ・コネクション」‼️映画ファンにはたまらないキャスティングです‼️ラストの夕陽の情景に被さるギターの感傷的な音色も忘れられません‼️こっからですよね、イーストウッドの監督黄金時代の始まりは‼️

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活動写真愛好家

5.0また観てしまった

2023年2月23日
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鑑賞方法:DVD/BD

若い頃は荒くれの無法者だった男が(クリント・イーストウッド)、好きな女と一緒になり子供も二人できるが、女は死んでしまう。
男手一つで子供を育てていたが、生意気な若いガンマンが賞金稼ぎの話を持ってくる。
昔の仲間(モーガン・フリーマン)を誘って出かけるが、その町には自己中の保安官(ジーン・ハックマン)がいた。
最後にセルジオ・レーネとドン・シーゲルに捧げる、とクレジットされ納得。

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いやよセブン

4.0【”殺しは非道な行為だ・・、と且つて許されざる行いをしていた男は言った。”暴力の連鎖は駄目だ!”と、マカロニウエスタンで地位を確固にしたクリント・イーストウッドが言っているように思えた作品である。】

2022年6月7日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、VOD

悲しい

難しい

幸せ

■1880年。かつて西部に悪名を響かせた無法者、ウィリアム・マニー(クリント・イーストウッド)は小さな農場で幼い子供たちと共にひっそりと暮らしていた。
 自分を真っ当な道に戻してくれた妻を若くして亡くした後も、穏やかな日々を過ごしていたが・・。
 ある日、マニーのもとに「キッド」と名乗る若者が現れる。マニーはキッドに誘われ、町の娼婦の顔を切り刻んだならず者の賞金稼ぎの手伝いをすることになるのだが…。

◆感想<caution!内容に触れています。>

・久方振りに鑑賞したが、若き日に”赦されざる行い”をしていたクリント・イーストウッド演じるマニーが、人を殺した事もないキッドの誘いに乗り、且つての悪友で、今は穏やかな生活を送るネッド(モーガン・フリーマン)を誘い、”ならず者”の賞金を表面上は狙う姿を描く。
ー だが、私にはマニーもネッドも、自分達と同じく、若き日の蛮行を行う者を制裁するために、重い腰を上げたように見えた・・。-

・虚勢を張っていたキッドが、初めて人を殺めて”もう人殺しはしない・・”というシーンも、”暴力の連鎖は駄目だ!”と、クリント・イーストウッドが言っているように見えた。

・町を守る、保安官(ジーン・ハックマン)が、ネッドを拷問にかけ、晒し物にしたことを知ったマニーが保安官に対し、報復する激烈なシーン。
ー 正義を語りつつ、”遣っている事は且つての自分達と同じではないか!”というマニーの怒りが伝わって来るシーンである。

<マカロニウエスタンで、自らのキャリアを確立した、クリント・イーストウッドが西部劇に敬意を表した作品である。
 敢えて言えば、イングリッシュ・ボブは何のために登場したのかな?と思ったシーンを除けば、面白き作品である、>

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NOBU

4.5観て良かった。

2022年1月30日
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泣ける

悲しい

興奮

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opencar

5.0暴力とは、

2022年1月4日
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鑑賞方法:DVD/BD、映画館

悲しい

怖い

知的

取り返しのつかないもの

でも人は暴力なしに、暴力を意識せずに生きていけない。

ヒト以外の生き物はその殆どが、獲物を生きながらにして喰い殺し、またやがて天敵の口の中で殺されますが、それは暴力なのでしょうかね。
考え過ぎてしまいました。でも私にとってこの映画は、人が力で生きた時代のさまを見せる「西部劇」の最高峰なので、その主題が心に襲いかかってくるのは仕方ありません。

じつは最近バカみたいに劇場の新作を見続けているので、新宿に出掛けて1,800円払ってわざわざ古い映画を観ても後悔するのではと思いましたがそんなことはなかった、やはりとんでもない映画です。こういう素晴らしい追体験・再体験ができた名画座の時代が懐かしいです。

初見から30年。今更のレビューですが、他の方の評価が思いのほか低いので書きました。渡辺謙作品の努力も褒めたいと思っているほどの私ですので。

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keebirdz

5.0本作はまさにイーストウッドの集大成と言えるだろう。

2021年9月12日
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俺の中では紛うことなき最高の映画だった。
表向きは西部劇なのだが、あまり激しいアクションはなく、複雑に絡み合う人間ドラマを主軸に、広大な自然を背景に描ききったまさに傑作だった。最後の西部劇と言うだけあってイーストウッドの集大成とも言える作品だった。(なんでも当時は本作で引退するつもりだったとかなんとか。)彼の2人の巨匠、レオーネとシゲールに捧げているとあるが、映画本編と本作のバックグラウンドを見ればその姿勢が容易く見てとれる。西部劇をメインに、激しく大作思考の点をレオーネから、そして人間ドラマの複雑さや、アクションの立ち回り、制作に至っては効率よく作るという点でシゲールの影響を色濃く見られるのだ。
今までのイーストウッドの西部劇の良いところを全て採り入れているのにも関わらず、ガンマンが人を殺すことに対して否定的で、ある意味西部劇自体に対するアンチテーゼであるとも言える本作は、西部劇としても面白いのだが、人間ドラマとしても深みがあってかなり見応えがあった。タイトルが許されざる者(forgiven)であることも、誰が許されざる者だったのか、みんなだったのか、それても主人公か、それとも西部劇で人をいとも簡単に殺すことに拍手喝采を送る我々観客にか…と色々考えさせられるし、よくできている。
イーストウッドだけではなく、モーガン・フリーマンもジーン・ハックマンもみんな確かに銃の腕前はよく、強いのだが、重い過去を抱えており、それを自分で肯定して生きている哀れで滑稽な人物と書かれているのも見どころだ。特にジーン・ハックマンが最高に好きで、イングリッシュボブに偉そうにしているシーンや、その後の最期のシーンなんかはとても人間味溢れていて良かった。
イーストウッドの弱々しい演技がグッときた。最後のシーンなんかは、また彼の西部劇が見れて良かったという、安堵感や興奮を感じた。
所々出てくる雄大な背景である自然が美しく、そして力強く、目を奪われた。西部劇の影の主役とでも言うべき、当時のアメリカっぽい風景をしっかりとフィルムに納めていて満足だ。余談だが、最近マジで西部劇の作品を見ないなと思う。本作の当時ですらハリウッドでは時代遅れとされていて、その意味でもイーストウッドは最後の西部劇と表していたのだから、かなり骨董品であることは言うまででもないかもしれないが、それでもやって欲しいものだ。最近見た西部劇と言えば”ローンレンジャー”だが、あれももう8年前。あれは興行的に失敗したし、西部劇はもう見限られていて、ハリウッドで作られることはないのかもしれない。

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松本一輝

3.5無法者の地で生き残る厳しさ

2021年8月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

クリントイーストウッド扮する悪名高きウィリアムマニーは牧場を営み足を洗っていたが、娼婦を切りつけた賞金首を取ろうと話が持ちかけられた。馬に乗る事すら久しぶりだったが、マニーは2週間で帰ると子供たちに告げた。昔馴染みのネッド役にモーガンフリーマン、保安官役にジーンハックマンと豪華キャスト。昔の映画だから展開がいまいち遅かったよね。しかし、無法者の地で生き残る厳しさを表していたな。

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重

3.0主人公はサンフランシスコで“正しく”成功したのだろうか?

2021年8月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

NHKBSで放映されたので何度目かの再鑑賞。

私はクリント・イーストウッドの作品では
「マディソン郡の橋」「グラン・トリノ」
「ジャージー・ボーイズ」が好きだが、
この作品は好みではない。

暴力が連鎖する世界を見せられて
心穏やかにはいられないが、
ジョン・フォードが描く西部劇よりも、
ある意味、当時の真実を描いたとの観点は
理解出来る。

しかし、主人公の妻からの影響の貫徹性と
彼女への想いについての描写は疑問だ。

ラストシーンでの主人公の妻の母の
モノローグ「娘が何故悪党と結婚したのか
分からなかった」については、
一人一人の、特に男女間の心はなかなか
うかがい知れるものでは無いし、
この世の中ではいくらでもある人間関係で、
妻がどこまで主人公にプラス影響を
与え続けられていたかについては疑問だ。
サンフランシスコで成功したという主人公
が、「再生は妻のおかげ」と言い、
彼の人生にとって意味ある妻だったと
言いたいのなら、
彼が妻の墓を訪れた様子が感じられない
義母のモノローグは何を意味するのか。

サンフランシスコで本当に“正しく”成功した
のか等、彼の心の中にまだ妻がいて、
悪党を超える人間性が
本当に芽ばえていたのかは分からない。

この時代では度胸と恫喝力だけが
社会を支配する源だったかも知れない、
保安官でも、賞金稼ぎでも、同じように。
周りに恐怖を植え付けて優位に立つ、
そんな非人間的な社会は当たり前のように
あったのだろう。

そんな時代に生まれてなくて良かったと思う
と共に、少しでも油断をすると、似た輩に
この世を支配される時代に成りかねない。

戦前の日本がそんな世界だったろうし、
現代でも良く似た国家や社会が
多数存在しており、
そんな時代にならないことを願うばかりだ。

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KENZO一級建築士事務所

4.0アメリカ映画だけど格調高くなったマカロニウェスタンだ

2021年7月3日
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ジョニーデブ

5.0許されざる者

2021年5月19日
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正義とは?
モーガンフリーマンが良い味を出していた。

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alextm