「姦通妻の夫を殺すタイミングに意外感」郵便配達は二度ベルを鳴らす(1942) Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
姦通妻の夫を殺すタイミングに意外感
危機を掻き立てる音楽により、ここで姦通妻のデブ旦那を殺めるのかと思わせて肩透かし。そして、次の出会いで事故に見せかけた殺害現場シーンを見せずに、いきなり事後後の映像から見せるのは、ユニークで面白いと思った。
主人公が夫婦の元を一度去り列車の中で出会ったスペイン男の芸人と、夜泊まったベッドを共にするのが少し怖い。夜、マッチの火でスペイン人が主人公の様子伺うが深く寝入っていて何も起こらずなのだが。これってラブシーン?
旦那殺しの後2人がハッピーにならず、レストランに縛られ憂鬱になってしまう主人公の姿。そして、久しぶりにスペイン男を見つけて笑顔で駆け寄るのも、どこか恋愛的。結局二人は喧嘩別れの様になり、レストラン妻のとこに戻ってしまうのだが。スペイン男は結局振られてしまった?
行きずりの女と浮気もし、裏切られたと勘違いしていた主人公がお腹の子供と共に妻と新たに新天地求めて運転するも、本当の死亡事故起こすのはやはり因果応酬的で納得。
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