「普通に面白い」野獣捜査線 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
普通に面白い
80年代のシカゴを舞台にチャックノリスが高潔な一匹狼的なスゴ腕の刑事で、イタリアとメキシコマフィアの抗争を巡り活躍する。休み休み見ていたら登場人物、特にマフィアの人物を把握できなかったがあんまり印象に残るような説明もなかったのかもしれない。特に気にせず見てもそれほど問題なかった。誰も彼もが適当に殺しあっているようだった。雑魚を延々列車の天井まで追いかけたり、そいつがあっさりボートに当たって死んだりしても、特に彼を追いかける理由が明確でなかった。
警察が開発した警察ロボがたいへんな殺戮兵器だった。どうやって敵と刑事を見分けているのか、全然見分けていなくても不思議じゃなさそうな雑さが面白かった。あんなのに殺されたら無念で死に切れないと思った。
空手アクションもよかった。妙にご機嫌な音楽にとても緊張感がなかった。当時はこういったセンスだったのだろうか。
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