もののけ姫のレビュー・感想・評価
全169件中、121~140件目を表示
美輪明神のビブラ〰️ト
初鑑賞でもないのですが地上波でまたやるというので、借りた別の📀Blu-ray作品の方を観ようかどうしようかと散々迷った挙句、結局こちらを鑑賞することに。
観てると結局ナウシカやラピュタと似たようなパターンの展開のお話なのですが、、
事前のCMでも耳にしそれが気になったから観たのですが☝🏼やはり美輪明宏さんの台詞がいちいち良いんですよね❗️
小さい頃から何度も見たけど、歳を重ねて見るからこそ良い 共に生きる...
小さい頃から何度も見たけど、歳を重ねて見るからこそ良い
共に生きる
人間は醜くて、美しくて、苦しくて、生きる
問題は単純ではない。解決は簡単ではない
善と悪は分けられない
共に生きると言っても、(人間と自然という)二つのものは「重なり合う」のではなく、
尊重し、畏れ、距離を保つというのが、あるべき姿なのかなあ
と考えた
引用
宮崎駿
「世界全体の問題を解決しようというのではない。荒ぶる神々と人間との戦いにハッピーエンドはあり得ないからだ。しかし、憎悪と殺戮の最中にあっても、生きるに値することはある。素晴らしい出会いや美しいものは存在し得る」
何を見せたいのかわからない
宮崎アニメを見る人でこれを良しとする人がどれだけいるかわからないが争い事をメインにして何が楽しいのか?
まず子供は見ても面白くないし、切ったり切られたりの血のシーンが有ったりといつもの宮崎アニメはどこへやら?
私的には最悪のアニメとしか言えない。
ストーリーがハチャメチャでシーン変化もめちゃくちゃでどこがメインの部分なのかさえわからない。
一度見たらもういいわ!と思わせる作品でテレビで放送しない限り
見たいと思わない。
これに関わったアニメーターたちはどんな気持ちで仕事したのか疑問でセリフもいい加減入ってこない。
これ宮崎アニメでなかったら見る人いるの??
昭和以前の日本的な感性を集大成
子供の頃から何度も見ていて、絵に感動しました。
何度見直しても、ジブリのアニメーションは世界最高峰だと思います。
何度も観ていると、極めて日本的な背景があり、一つ一つの細かい台詞回しから演出まで拘りが無い部分は無いのだと分かります。
これは、日本で生き、アニメを観て育った人間が共有できる感覚だと思います。
しかし、物語の中盤から畳み掛けるような急展開に合わせたアニメーションには、誰しもが息を呑む。
生きろ。 という、文字に込めた思いを感じることの出来る素晴らしい映画だと思います。
日テレ(金ロ)/劇場で鑑賞した当時は、まだ中学生だった。人間によっ...
日テレ(金ロ)/劇場で鑑賞した当時は、まだ中学生だった。人間によって自然がけがされることについて描いた作品で、現代社会を風刺する重いテーマだと思った。だから宮崎作品の中で、めずらしく大人向けの内容だと思った。 10年以上たった今観ても、その時とだいたい同じ印象だった。 あと、アシタカが格好良いのに気がついた。
宮崎映画のやや男向け作品
生活のため山を切り崩す人間と生活の場を奪われる動物達の攻防を描いた作品。
主人公アシタカはその狭間で葛藤する。
これ迄の宮崎駿作品とは違い、激しい戦闘シーンもあり、迫力のある作品となっているため、やや大人向きの作品とも言える。
個人的にはその迫力あるシーンが印象的で良いと思う。
非常に評価の難しい作品
物語が終わっても何も解決していない。何とも言えない作品である。さくさ自身がこの問題に答えがでてない様が如実に伝わってきてしまっている。しかし、演出の凄みがありストーリーの出来の悪さを超えたものが伝わって来る。
自然と生きる 人間と生きる
今日で入院生活丸1週間。
つまり、何も見れてない…。ちょうどレンタルでも『我は神なり』『ドリーム』『ガンダム・ORIGIN』、劇場でもいささか評判イマイチのようだが『マンハント』など、見たいのが出始めた時だったので、ショックは尚更…。一体いつ見れる事やら…(>_<)
また、私事だが、レビュー累計2000本到達間近にして、レビューがいつ再開出来るのか分からずストップしたままなのも悔しい!
…って事で、暫く過去に見た作品の思い出しレビューを。
自分がレビューを書く際のポリシーとして、絶対見てすぐ書く。その時思った事、感じた事を、後々読み直して駄文に感じても、大事にしてるからだ。
なので、過去作品で何度も何度も見て、見なくてもレビュー書けるくらいメッチャ好き!…っていうのも、実はほとんど書いた事無い。(書いた事あるとすれば、ゴジラシリーズかな…??)
自分の記憶力のみが頼りなので、作品によって、長文になったり、概要だけになったり、簡易レビューになったりするかもしれませんが、ご容赦を(>_<)
さて、プレイバック! まずは…
思い出しレビュー1本目。
『もののけ姫』
言わずと知れた宮崎駿を興行100億円超えの国民的スーパーヒットメーカーへと押し上げた1997年の作品。
明らかにこの作品以前と以降で世間の宮崎に対する視線も変わり、線引きされる印象になった、色んな意味で記念碑的作品。
本作や本作以降の宮崎映画はクソだとまで言われてるようだが、自分はこの作品が大好きだ!
構想・製作にたっぷり時間をかけただけあって、ダイナミックなアクション、高らかなヒューマニズム、深遠なテーマなどなど、宮崎の魂がひしひしと感じ伝わってくる。
なかなかハードでシリアスなのに当時の興行記録を塗り替えたんだから、驚き! 客に媚びなくても、監督が訴えたいもの、作りたいものを心血込めれば、客にも絶対伝わる代表例だ。
OPのタタリ神襲撃シーンから引き込まれる!
旅立つアシタカ。久石譲の雄大な音楽が素晴らしい。
屋久島がモデルである神秘的なシシ神の森。
そして、女たちが力強いタタラ場。
真っ直ぐで真面目な主人公、アシタカは、作品の世界にぴったり合っている。
サンの凛とした美しさ。
人間側のキャラ描写も深い。
何と言っても、エボシ。タタラ場を仕切る女ボス。物語の展開上敵役のイメージで、自然を殺す人間の象徴そのものだが、一方で疫病にかかった者を自らの手で手厚く看護する。
人の一筋縄ではいかない善悪を体現。
中盤、サンとの一騎討ちのシーンも何と様になっている事か!
勿論、田中裕子の声の演技が素晴らしい。
卑しい人間キャラは、ジコ坊だろう。シシ神の首を狙う張本人。他人を利用したり、騙したり、クライマックスのあんな場面でもシシ神の首を諦めないもはや執念! キャラ的にコミカルなので、何故か憎めない…。我々人のあさましさを最も表しているからか…?
自然を守る獣神たちの偉容。
モロ! 美輪明宏のあの声のあの台詞こそ本作一番の興奮!「黙れ、小僧!」
エボシの首を狙っており、首だけになっても動く最期は凄まじい!
サンを愛しており、彼女への眼差し、語りかけは優しい。
本当に本作は、“女性”や“母”が強く描かれている。
それに対するような、荒々しい乙事主たち。
そして、シシ神…。
クライマックスはシシ神が落とされた首を求め暴走するが、一定の着地となる。
自分のリア友に言わせると、ここが嫌いなんだそうな。
何も解決してないじゃん。一方が一方を殺して、それで終わりでいいじゃん。
いや、それは幾ら何でも…。
テーマは、自然と人間の共存。永遠の課題。
それに簡単な決着などあるものか。
あの終わり方もいいと思うし、自然と人間は何度もぶつかり合いながら、歩み寄り、今も共存の道を探し続けている。
途中眠たくなった
20代後半だが、今まで1度ももののけ姫を観た事がなかった。
ジブリ映画をあまり観てないというのもあって。
今更観たのも、友達とDVD鑑賞会をしたから。
自発的に観る事はなかったと思う。
感想は普通。
ちょっと眠たくなる事もあり、退屈してたというのが正直な所。
人間と自然の共存をテーマにしたという部分で目新しさはないけど、公開当時は斬新だったのかも。
トトロの方が好き。
「生きろ!」か……
子供の頃、初めて映画館でこの作品を観た後、「映画の意味わかった?」と母親に聞かれて「何が?」と応ると、「わからんの!?」と馬鹿にされたのを覚えています。「受け取り方なんて人それぞれやんけ!」と今でも思います。
大人になって改めて観た時に印象は変わりましたが、子供の頃は言葉に喩えるなら「畏怖」を感じて観ていたように思います。
大人になってからは「共に生きる」というか、「生きろ!」と予告編か何かで言ってたので、そういったメッセージも含まれているのかなぁとも感じました。
同じく「生きる」といっても「ホーホケキョ となりの山田くん」(ジブリ作品)のような「生きる」もある(本作のアンチテーゼにもなっていると思います)ので、それと比較しながら観るのもおもしろいかと思います。
ジブリ作品は、一度見るとなんだか目が離せなくなります。
レビュー
通算数十回目だか、劇場では初観賞。
流石に話はほとんど覚えているが、映像や音の迫力が桁違い😇
人と自然、人同士で共存することは難しい。だけど、その難しさに諦めることなく、清らかに向き合う姿は何回観ても感動してしまう🦊✨
すばらしい作品なんだとは思う
やはり、ガチファンタジーはまだわたしには早いみたい…(もしくはもう遅いのか……)
この、犬が喋ったりするのがね、それを人間が自然に受け入れていたりするのがね、比喩表現というか創作特有の暗喩なのはとてもよく分かるんですけど、難しいんですよ私には…
でもこういうストレートさ、テーマの難解さや重さに関わらず誰もに理解できる平易な表現方法を利用するとこほが、老若男女誰からも愛されるジブリ作品の良いところだっていうことはとてもよく理解できるので、まあ私の感受性想像力がまだ稚拙だっていうだけなんですよね、要するに
もののけ姫よりはナウシカの方がジブリらしい品格があって良いなあと思いました。どちらも同じ評価にしたけど
ナウシカと比べて
ナウシカのレビューでも書きましたが、同じ環境問題や自然との共存をテーマにした作品として、両者を比べてしまいます。
最大の違いはクシャナ姫とエボシ御前。
クシャナ姫は極悪キャラで「オームぶっ殺せ」的な感じなんですが、エボシ御前は基本立派な人で、村を住みやすくするための一つの手段として山を焼くことを選択しています。(ダークサイドに堕ちてる感はありますが)
現代の我々に課せられた問題として、もののけ姫の方がすんなり入れました。
ナウシカは作品としては、現代の我々のせいでこんな悲しい未来になっちゃったよー、と説教されてる感じですね。
生きろ
森と人間の対立。
人間に捨てられ、人間を恨むことで生きてきたもののけ姫サンの苦悩。自然と人間の共存を望み、戦う青年アシタカ。人間を憎みながらも、我が子同然にもののけ姫を育てる中で葛藤する犬神。
この映画には解決が困難な問題を抱え、苦しみながら生きているキャラクターが沢山出て来る。
ハンセン病患者が、「エボシ様は私達を人間として扱ってくれた、だから殺さないでくれ。」とうずくまりながら語るシーンがあり、これは見ていてかなり辛い現実を感じる。正に解決困難で迫害に会いながらも、ただ1人優しくしてくれた人がいてくれることに心から感謝している。
程度は異なれどみな辛い現実を抱え生きる中、「生きろ、それでも生きろ。」というメッセージを強く感じた。
全てを受け入れ、人間や生まれ持った体調を憎み、苦しみ、もがき続ける人生であっても、生きて欲しい。
そう強く言われた気がした映画だった。
アシタカが犬神に放った「サンを救えるかはわからない、だが共に生きることは出来る。」
この言葉の力強さと温かさ、何があっても相手に何も出来なくても、そんな自分を受け入れ共に生きる。
現実のむごさと温かさを感じるお話でした。
全169件中、121~140件目を表示