「泣けてしまった」もののけ姫 みきねこさんの映画レビュー(感想・評価)
泣けてしまった
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むかーし観た時は怖かったことを覚えてて、うろ覚えだったため、今年ジブリ展に行ったのもあって、地上波で放送されたものを録画したので再鑑賞、心が大人になったからか幾度となくウルウルしてしまった。
獅子神様の神々しいお姿を拝んだら私も生きる勇気が湧いてきた。
退くも勇気…だとか。大人になった自分と、自然の大切さや人の醜さや美しさを語りかけてくる本作。無機質な都会で利益追求合理主義で生きていると忘れてはいけないものを忘れてしまう。それを正しいタイミングで直接的過ぎない角度から訴えかけてくる。
アシタカは、どことなく私の父に似ているし、私が女だからか烏帽子や、タタラ場の女たちの気持ちも重々分かる。最後の獅子神様の首を返すシーンのアシタカとサンの支え合う姿にも人間の強調を改めて教わった気がした。
小さい命も大切に、マイノリティにも理解をしなければ生態系は守れない。
オッコトヌシが人間を見分けられず、祟り神になるシーンは本当に泣けてしまった。
全てのものに限られた命がある。
永遠は何もないのだと気づかされる。
生きろ!そなたは美しい。
もぉ宮崎作品の素晴らしさを改めて思い知らされました。木霊のいる森で私もヤックル撫でたいなぁー!!!
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