「天真爛漫でチャーミングなミュージカル。」モダン・ミリー Y.タッカーさんの映画レビュー(感想・評価)
天真爛漫でチャーミングなミュージカル。
ジュリー・アンドリュースの天真爛漫な魅力が目を引くコメディミュージカル。ジャズエイジの雰囲気をメインに多彩なスタイルのミュージカルナンバー、20年代のフラッパースタイルのスタイリッシュでカラフルなファッションに、クラシカルなタップダンス、後半はトーキー時代のドタバタコメディ、と狂乱の20年代がてんこ盛りで楽しませてくれる。
コメディに振り切った結構ハチャメチャな脚本ながら、ジョージ・ロイ・ヒルが懐古趣味満載の堂に入った演出でそれなりに上手くまとめているし、そこにジュリー・アンドリュースの魅力と相まって何ともチャーミングな作品に仕上がっている。
アクロバティックなダンスを披露するキャロル・チャニングの未亡人の快活なキャラクターも印象的。
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