「静かなトーンに引き込まれる」目撃 なもしさんの映画レビュー(感想・評価)
静かなトーンに引き込まれる
なんとなくテレビで見始めたたので、あまりに地味な感じに視聴を中止しようと思ったが、いつのまにか引き込まれていた。
あとで調べると、監督クリント・イーストウッド。
なるほど、静かに流れる音楽の感じや「娘とのわだかまりの解消」のストーリー、静かなる闘志など、
この頃(1996年)からイーストウッド節は変わらないんだなあと感じた。
不殺だったら完璧だったのに。「娘を守るためには殺しも厭わない男」の表現だったのか。
ラストは、「どいつもこいつも同じ穴のムジナ」というのが伝わってくる皮肉な終わりかた。
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