「60年前にこのクオリティ、ディズニー映画 恐るべし」メリー・ポピンズ Jettさんの映画レビュー(感想・評価)
60年前にこのクオリティ、ディズニー映画 恐るべし
午前十時の映画祭15で鑑賞
素晴らしい往年の名作だとは思いますが、個人的には主役のジュリー・アンドリュースさんが同じような役で主演し、ほぼ同じタイミングで作られた『サウンド・オブ・ミュージック』(1964)の方が圧倒的に好みなので本作ではちょっと物足りなさを感じました
本作の話題は大きく2つでしょうか
①原作者パメラ・トラバースさんと製作者ウォルト・ディズニーさんが揉めに揉めてバチバチで作った作品、原作者は全く納得いってない、というのだが、作品は映画史上に残る傑作・名作という評価
これは映画『ウォルト・ディズニーの約束』(2013)で詳しく描かれているので興味ある方は観てみてください
②ロンドンの街の俯瞰ショットはマットペインティング、そして絵と実写の合成といった
現代で言うSFX技術がとても60年前のものとは思えず素晴らしい
本作以降、ディズニー映画はもとより、いろんな作品に深く影響を与えることになり、そういった意味でもエポックメイキングな作品として有名です
そして何より、前述のジュリー・アンドリュースさんの歌声が素晴らしく魅力的で、それだけで一見の価値のある名作です
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