ミツバチのささやきのレビュー・感想・評価
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傑作。スペインの歴史的背景は置いといて、精霊を信じる純心な少女の物語と、絵画のような美しい映像は見る価値有り。評論家好みの映画が嫌いな人と面白い物語がないと寝てしまう人は確実に寝ます。 ^^
精霊を信じる純真な少女の、幻想とも現実ともつかない世界の物語と、息をのむほど美しい映像の数々を見るだけでもこの映画を見る価値がある。
スペインの歴史的背景と映画での象徴化は後でもよい。しかし、フランコ政権を批判した監督と製作陣の心意気は汲み取るべきだ。僕はネットのWikipedia・考察・解説を見ただけだが、なんとなく分かったような気がする。
最近 再鑑賞した「パンズ・ラビリンス」のフランコ政権下の描写なんて震え上がるほど恐えーゾ。
アナとイザベルが、マジ天使ってぐらい可愛すぎる。姉のイザベルがが、ちょっとお姉ちゃんだからって、アナを意地悪っぽくからかうようなところもヨイ。役名でやるとアナちゃんが混乱しちゃうから、みんな本名でやったとか、フランケンを最初見たとき泣き出しちゃった話とかもう可愛すぎる。
午前10時の映画祭でやらなければ知らなかった作品。午前10時の映画祭ってホントにありがたい。
けっこうよかった
大学で上京して見たと思ったら、85年の公開なのでそれだと高校生だからシネウインドで見たのかな。東京で名画座で見たのかもしれない。73年の映画だったことも初めて知った。当時はとても退屈でちっともいいと思えなくて、頑張って背伸びして見ていた。
30年越しで、淡々とした映画であることは分かってますよ、退屈かもしれないですよ、という気持ちで臨んだら、けっこうサスペンスな展開もちょっとあってつまらなくなかった。何より同年代の子どもがうちにいるのでところどころ、やめてーと思う。小屋で危険人物と交流したり、本当にやめて欲しい。ナウシカが子どもの王蟲を飼っていた場面を思い出す。ベッドをぴょんぴょん跳ねて遊ぶとか、木の枠が壊れかかっている。うちのベッドは長年子どもが跳ねて遊んだせいで留め具が砕けた。
ただそんなサスペンスフルな場面は短い。アナが小屋で男の血痕を触っているとお父さんに見つかる。アナはその場から小走りで逃げだす。お父さんは黙ってそれを見送る。なんで捕まえたり追いかけたりしないのだろうと思っていたら、夜になって捜索隊が出動する。お父さんは放置したまま帰宅したのか。お母さんは捜索をそっちのけで物思いに耽り、手紙を燃やす。アナが見つかってもお医者さんとちょっと話すだけでそれほど興奮せず、落ち着いている。
主人公の両親の関係があまりよくないことや、お父さんは養蜂が本業ではなく、なにか儲かる商売をしていることなどがうかがえる。農家にしては金持ちだ。
言葉でなく絵面や音での表現が格調高い。何より子どもが、子どもらしくて自然だ。子どもが余計なことしかしない様子が描かれている。
終盤、終わりそうでなかなか終わらない。
そんなに面白いわけでもなくて、面白がるような作りでもない。しかしとても印象深い。すごく面白がろうと思って見たらとてもつまらないだろう。淡々とした流れに身を任せるような気持ちで見るといい。
解説ありで観ると楽しみが広がる
観ないと一生の損ですよ。
フランケンシュタイン
アナが可愛かった。
これこそ映画鑑賞。
私には理解できない映画だったが、他のレビューを読んで理解できた。
名作との評価の定まった映画であるが、いままで観る機会がなかった。たまたま「午前10時の映画祭」で上映されると知り、鑑賞した。正直な感想はタイトルの通りである。
上映後に映画評論家町山智浩氏の解説があるとの掲示があった。しかし、私が観た上映館では解説がなかった。この映画は何が言いたかったのだろうという「もやもや」だけが残った。
レビューを読んで、この映画の舞台はスペイン内戦時代で、映画製作時にはフランコ独裁政権はまだ健在だった。故にあからさまな政権批判はできず、隠喩や暗喩に頼らずを得なくなり、象徴や詩的な物に富んだ直ぐに理解できない作品となってしまったことがわかった。
理解することはできたが、この映画を観ていて楽しかったかと問われれば、「NO」である。主人公の女の子の可愛さだけが印象に残る。私には一度鑑賞すればいい映画に感じた。
10年後或いは20年後にまた鑑賞してもいいが、もしかすると、私はもうこの世にいないかもしれない。この映画が暗喩しているように。そういえば、映画の題名だって意味深ですよね。ミツバチは独裁政権下でのスペイン国民だと思えます。主人公の父が述べる働き蜂の説明からそう感じます。
ちびまる子姉妹とは
となりの"闇"トトロ
不思議な映画だった
Buenos dias !Don Jose
午前十時の映画祭にて
スペインの片田舎風景 何にもない所で木が一本だけの草原、泥濘みとても趣のある懐しいような映像 おとんの職業何?夫婦訳アリ?と思ったけど、裕福そうなお家 学校や映画館等の建物、子供達の服もお洒落だな 授業の様子も面白い 肝心の負傷兵のシーンはそんなにないけど、子供の頃って恐いものとか妙な事信じてたりとかあんな感じだった アナ役の子役さんお目々クリクリでとても可愛らしい
ギレルモ・デル・トロ監督この映画好きなんかな?と思った
無垢
スペインの巨匠ビクトル・エリセ監督の傑作!長編映画デビュー作品。
1969年のデビュー作から(長編は)
3作品しか発表していない
「寡作な監督」として知られていますよね。
先日のスペインのサンセバスチャン国際映画祭で「ドノスティア賞」
(生涯功労賞)を授与された監督。
(宮崎駿監督も!)
そして!
今年のカンヌ国際映画祭で31年振りの新作!!!4作目の長編になる
「Close Your Eyes」
の正式出品が決定したとの記事を読みました!(怒ってたけどw)
31年振りって!!Σ('◉⌓◉’)
寡作にも程がある。。
↑新作では何と!あのアナ!が50年の時を経て出演しているそう!!
公開が待ち遠しいです!
さて、
映画マニアの方々から名作としてよく名前が挙がる本作。
私は監督のお名前と作風、本作のあらすじは知っていましたが、ずっとスルーしていました。
映画には、映画の方から色々教えて欲しい自分がいたので、その作風や内容で敬遠していました。
今じゃないな。。とずっと先送りに。
そんな中、今回の
「午前十時の映画祭13 」で、
本作が掛かるというじゃないですか!
これはもう今なんだな、と。
行って参りました。少し緊張。
舞台は1940年、内戦終結後のスペイン中部の小さな村。
6歳のアナと姉イザベルは、養蜂場で蜂の研究をする父フェルナンド、手紙を書き続けている母テレサと暮らしていた。
そんな中、村に巡回して来た映画
「フランケンシュタイン」を観たアナはそれに魅了され、イザベルの嘘を信じ、フランケンシュタインが住むという小屋に通う。
ある日、列車から飛び降りて、小屋に逃げ込んでいた負傷兵と出会う。
怖がる事もなく、看病するアナ。
りんごを差し出し、父のコートや時計まであげてしまう。
そして。。
シンプルな見かたとしてはアナの成長物語りなのか?
感度の高いアナが世界の向こう側や異形のもの達と交信する様が描かれているのか?
背景にはスペイン内戦や独裁政権の空気感が漂っており、常に「死」の匂いがつきまとう。。。
もう「子供」ではないイザベル、テレサが書く手紙、毒キノコを踏みつけるフェルナンド。
汽車の走る線路や井戸の周りで遊ぶ様子、焚き火の描写などが差し込まれる度に、嫌な予感がして冷や汗が出そうな緊張感に包まれた。
加えて、猫、血、その血を唇に。。
絵画の骸骨など、様々なモチーフが死を連想させる。
そして数々の違和感。。。
イザベルのベットは?
イザベルは死体ごっこをしていただけ?
もしかしてイザベルはアナにだけ見える存在になった?!!
そして、
行方不明になったアナに何があった?
アナの受けた衝撃とは?
脱走した負傷兵は実はアナの。。。?!
だからテレサは手紙を燃やした?!!
しかし、お話しはシーンごとの繋がりもなく進む。。直接的には描かれない。
シンプルだし難解だし、全てが内包されていて開けるのに時間がかかる。
(今もまだ開けきれない)
アナのあの無垢な幼女時期の、
あの「期間限定」な幼い眼差しから見る世界はどう見えたのだろう。。。
絵画のような、詩のような、アナのような、幻想的で美しい作品でした。
◎町山智浩さんの解説がありました。
政治的な検閲が厳しい中、様々な思いを潜ませたとのこと。
解説付きとは面白い試みだが、、
私は鑑賞後の余韻に浸りたいタイプで、その後も頭の中で反芻し、自分なりに考えたい。
解説(ネタバレ?)は自分のタイミングで知りたかったです。話した内容を冊子にしてプレゼント!の方がうれしかったよ。
いや、解説ありがたい!って人も多いですよね。
素人が生意気言ってすみませんm(_ _)m
本作は素晴らしい映画です。
是非機会を作って観て欲しいです。
隠すことは美しきこと
『午前十時の映画祭』で鑑賞。
上映の前後に映画評論家の町山さんの解説があった。
全体的にストーリーが謎めいていて、それが素朴な村の画面の美しさとあいまって神秘的な魅力がある。特に主役の女の子は本当に魅力的で、幼児特有の真っ白で真っ黒でまっすぐな瞳。これって演技というより、物心つく前の年齢だからこそできるふるまいなのかな?
しかし町山さんの解説で、この映画がスペインが独裁政権により厳しく映画などの表現を検閲された状況で作られたこと、謎めいたストーリーの1つ1つに現体制を糾弾するための象徴的な意味があること、などが分かった。
制限された状況下の方が、むしろ名作が生まれる、ということの代表のような話だと思った。ソ連の映画監督タルコフスキーとかね。
定期的にリバイバルして欲しい名作
『午前十時の映画祭』で30年振りにスクリーンで鑑賞。
調律が狂ったピアノで母親が奏でる曲はソロンゴ。詩人ガルシア・ロルカが採譜して有名になった古いスペイン民謡。スペイン人であればこのメロディからスペイン内戦で銃殺されたロルカへ思いが及ぶものと思われます。詩も残されていて、思いの届かぬ恋人のことを歌っているようです 。
その他、スペイン内戦とか独裁政権とか、初回鑑賞時より当時のスペインに関する知識は増えているのですが、残念ながら感性は衰えたのか、初回ほどの衝撃はありません。
しかしながら、初回鑑賞時はアナ一人に持っていかれた心を、今回はイサベルにも向けることが出来ました。どこか死の匂いがする家族の中、ひとり現在進行形で生きてる感じがするイサベル、良いですよね。
絵画のような美しさ
23-105、115
何とも言えない寒さ、温かさ
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