劇場公開日 2017年3月25日

ミツバチのささやきのレビュー・感想・評価

全87件中、41~60件目を表示

3.0私には理解できない映画だったが、他のレビューを読んで理解できた。

2023年9月18日
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鑑賞方法:映画館

 名作との評価の定まった映画であるが、いままで観る機会がなかった。たまたま「午前10時の映画祭」で上映されると知り、鑑賞した。正直な感想はタイトルの通りである。

 上映後に映画評論家町山智浩氏の解説があるとの掲示があった。しかし、私が観た上映館では解説がなかった。この映画は何が言いたかったのだろうという「もやもや」だけが残った。

 レビューを読んで、この映画の舞台はスペイン内戦時代で、映画製作時にはフランコ独裁政権はまだ健在だった。故にあからさまな政権批判はできず、隠喩や暗喩に頼らずを得なくなり、象徴や詩的な物に富んだ直ぐに理解できない作品となってしまったことがわかった。

 理解することはできたが、この映画を観ていて楽しかったかと問われれば、「NO」である。主人公の女の子の可愛さだけが印象に残る。私には一度鑑賞すればいい映画に感じた。

 10年後或いは20年後にまた鑑賞してもいいが、もしかすると、私はもうこの世にいないかもしれない。この映画が暗喩しているように。そういえば、映画の題名だって意味深ですよね。ミツバチは独裁政権下でのスペイン国民だと思えます。主人公の父が述べる働き蜂の説明からそう感じます。

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いなかびと

4.0ちびまる子姉妹とは

2023年9月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

全然違うなあ、ピアスしてるし憂いが有るし。画は素晴らしいし、性衝動とか、大人への目覚めとか色々ぶち込んでいると感じたが、油断していると睡魔が・・・
「レイジングブル」で懲りた前・後解説、上映前はずっと目を伏せていましたが、後は参考になりました。ただ苦痛なので喋りのプロを使ってほしい。

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トミー

3.5となりの"闇"トトロ

2023年9月17日
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鑑賞方法:映画館

なるほど。中々に(自由が)厳しい時代に作られた、何もかもが疲弊しきっていた頃のスペインでの物語。そういう側面でみても、強烈な皮肉が隠されていて「うむ」となるのだが、"死"の興味に取り憑かれる、年頃の姉妹の物語としても秀逸。大人になればなるほどにソレは身近になってきて"怖れ"と同義になってくるから、意図的に考えない様になるし両親からもそんな雰囲気を感じるのだが、姉妹はどこ吹く風。確かに自分もそんな感じだったな…なんて思いつつも、ひたすら美しい姉妹に惹き込まれていきました。なんだかちょっと現実味のない美しさだよね。二人とも。
イザベルはアレ以降居ない方に一票。

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lynx09b

4.0不思議な映画だった

Mさん
2023年9月16日
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姉のイサベルの眼差しが恒松祐里さんによく似ていた。妹のアナの面影は少しだけNHKの林田アナウンサーを思い出した。
映画「フランケンシュタイン」を見たくなった。
これから見る人へのアドバイスとしては
1.睡眠をきちんととって見に行くこと
2.何らかの解説を読むか見るかして、行くこと

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M

4.0Buenos dias !Don Jose

2023年9月15日
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午前十時の映画祭にて
スペインの片田舎風景 何にもない所で木が一本だけの草原、泥濘みとても趣のある懐しいような映像 おとんの職業何?夫婦訳アリ?と思ったけど、裕福そうなお家 学校や映画館等の建物、子供達の服もお洒落だな 授業の様子も面白い 肝心の負傷兵のシーンはそんなにないけど、子供の頃って恐いものとか妙な事信じてたりとかあんな感じだった アナ役の子役さんお目々クリクリでとても可愛らしい
ギレルモ・デル・トロ監督この映画好きなんかな?と思った

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ゆう

4.0難しかったが…

2023年9月15日
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午前十時の映画祭13で視聴。
スペイン🇪🇸の内戦について勉強になりました。難しい作品だがとにかく幼い姉妹が無事で映画が終わってよかった。

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kenyan

5.0無垢

2023年9月14日
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知的

難しい

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ゆき

4.0隠すことは美しきこと

2023年9月14日
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鑑賞方法:映画館
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SP_Hitoshi

5.0定期的にリバイバルして欲しい名作

2023年9月8日
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鑑賞方法:映画館

『午前十時の映画祭』で30年振りにスクリーンで鑑賞。

調律が狂ったピアノで母親が奏でる曲はソロンゴ。詩人ガルシア・ロルカが採譜して有名になった古いスペイン民謡。スペイン人であればこのメロディからスペイン内戦で銃殺されたロルカへ思いが及ぶものと思われます。詩も残されていて、思いの届かぬ恋人のことを歌っているようです 。
その他、スペイン内戦とか独裁政権とか、初回鑑賞時より当時のスペインに関する知識は増えているのですが、残念ながら感性は衰えたのか、初回ほどの衝撃はありません。
しかしながら、初回鑑賞時はアナ一人に持っていかれた心を、今回はイサベルにも向けることが出来ました。どこか死の匂いがする家族の中、ひとり現在進行形で生きてる感じがするイサベル、良いですよね。

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SUZ

4.5絵画のような美しさ

2023年9月6日
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鑑賞方法:映画館

とにかく画面が美しいですね。
井戸のある小屋を見下ろすシーンや、姉妹の前を汽車が通り過ぎるシーンなど、印象的でずっと見ていたくなります。
ストーリーは明確なモノは有りませんが、まさにアートでした。
午前十時の映画祭で、詳細な解説付きという新しい試みも作品の理解を深める為に良かったです。過去にも有ったのかな?

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やまぼうし

5.023-105、115

2023年9月6日
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鑑賞方法:映画館

初めて観たのは10代の頃。
いつか劇場で観たいと渇望していた名作。
遂に念願叶いました😄

なんとも言えない感動と刹那さ、
アナの表情、瞳のチカラ、
美しい映画です。

10代の頃は理解できなかったシーンが、
少しだけ理解できました。

早起きした甲斐がありました。
もう一度観たいですねぇ☺️

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航

4.0不思議だったな

2023年9月3日
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鑑賞方法:映画館

ちょっと怖かった

「当時」の様子を知れるというのも映画の良いところなのかな。

前後で町山さんの解説ありというのは面白いつくりだった
おかげで、ほんの少しだけ分かれたのかな、

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トント

4.5何とも言えない寒さ、温かさ

2023年9月2日
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鑑賞方法:映画館

ほとんど説明の無い映画なので
難しい映画だな、と思うのが前半

冷えている夫婦関係
閉塞感のある村
唯一の娯楽が映画
そんな中で、天真爛漫な姉妹が織りなす優しい世界

時代背景は1940年とのこと、スペイン内戦時代
天真爛漫な姉妹を優しい目で見る映画
かと思ったが、最終的に

夫婦関係に明るい兆し
いなくなったアナの発見
全てが前向きになり映画が終わる

とても良い世界観、淡々と進む描写、私に合っている映画だった

時代背景を照らし合わせると
個人的にはギレルモ・デル・トロ監督の
パンズ・ラビリンスに通じる何かを感じた
この映画を突き詰めるとパンズ・ラビリンスになる気もする
もう一度パンズ・ラビリンスを見たくなった

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SPEC2 THEEND

3.5悪とは何か

2023年9月2日
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鑑賞方法:映画館

スペイン内戦についての映画であることは間違いないだろうが、一人の少女(幼女)の心の旅と成長譚であることも間違いないだろう。スピリットに裏打ちされた個としての“私”。宗教画のような画面が、一国の一時代の話よりも普遍的な世界を開く。

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ouosou

5.0幻想的で美しい

2023年9月2日
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午前十時の映画祭
長編はデビュー作から50年くらいで作品を4本しか発表していないビクトルエリセ監督のデビュー作。
町山智浩の解説がはじまりと終わったあとにあってよかった。
淡々とした語り口だけど、画面すべて美しくて幻想的な感じすらした。

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サート

4.0閉塞感と立ち込める死の匂い

2023年9月1日
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鑑賞方法:映画館

午前十時の映画祭で初見。
本編の前後に町村智浩氏の解説というかネタバラしが付いている。町村氏の評論全般には好感はもっているのだけど今回のこれはやり過ぎかなと思った。フランコ体制が終焉した後に監督はじめスタッフが映画について語ったことが元ネタではあるのだけど、あのシーンの意味は、とかあの配役の位置づけは、とかいちいち政治体制と紐づけて答え合わせをするのはちょっとね。
映画は最終的には観る人に委ねられるものだと思っている。監督の意図から離れたところで観客が感銘を受けるってこともあり得るわけでそれが表現っちゅうものではないんかい。
私自身はタイトルにした通りの印象をこの映画から受けそれはそれでなかなか得難い体験でした。
それ以上の細かい説明はいらないんだけどね。

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あんちゃん

4.5スペイン内戦

2023年9月1日
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鑑賞方法:映画館

過去の名作百選としてよく出てくる本作

今回、初鑑賞

前情報無く観た感想としては、主演の少女が魅力的ながら地味でよくわからん

映画の前後で町山さんの解説があり、なんとか理解する(フランコ政権下でメッセージが込められているらしいベンキョーニナルナ~)

デル・トロ監督作「パンズ・ラビリンス」は本作からの影響らしいので、改めて観てみたい

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うんこたれぞう

5.0あの世とこの世の境、すぐそこにいる精霊の世界。

2023年8月18日
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鑑賞方法:DVD/BD

知的

難しい

「7歳までは神のうち」とは、日本での話と思っていたが、スペインにもあるのだろうか。

スペイン・フランコ政権下での、鄙びた村での話。
スペイン・フランコ政権下と聞いて、『パンズ・ラビリンス』を思い出す。
現実と空想の境界線があいまいな点は同じだが、
『ミツバチのささやき』の方が、より現実に根差している。
  (とはいえ、軍部とゲリラの抗争は『パンズ・ラビリンス』の方がはっきりと描かれているが)
なのに、『ミツバチのささやき』の方が豊かなイマジネーションが広がるのは、どういうことだろうか。

フランコ政権下の検閲を逃れるために、メタファーを使っていると聞く。

だからか、ほとんど説明がない。
映像やわずかな台詞・音楽・音響から、鑑賞者が読み取るしかない。
その映像も、素朴な風景画。
わずかな登場人物。
行間ならぬ、映画が醸し出す雰囲気を読み取る・イメージすることを求められる。
”映像詩””絵本のような”という感想も頷ける。

どなたも絶賛されるように、主人公・アナがかわいい。
おしゃまに見える姉・イサベルもよい。

そして、ふりまかれる死のモチーフ。
 誰に書いて、投函しているのか、返事の得られない手紙。
 どこかに連れて行ってくれる / 連れていかれる / 何かを運んでくる汽車。
 生気のない乗客。
 映画『フランケンシュタイン』。
 「ねえ、どうして少女は殺されたの?怪物は殺されたの?」アナの疑問。
 線路での遊び。ねえ、事故るよと、ハラハラと。
 毒キノコ。
 キノコの宝庫である山に目をやれば、靄がかかり…。『パンズ・ラビリンス』を思い出す私は、靄が煙に見え、メルセデス達が隠れているのではないかと思ってしまう。
 学校での勉強。教えてもらっている内容…。「大切な器官」と焦点を当てられる”目”(フランケンシュタインつながりで、”脳”だと思ったのに)。何を見るのか。
 井戸の周りでの遊び。余程暇なのだろうと思う反面、いつ、井戸に落ちてしまうのかとハラハラする。井戸もこの世とあの世をつなぐ橋。(ex.『赤ひげ』)
 首を絞められる猫。
 傷から湧き出てくる血。
 西洋絵画には必ずと言っていいほど描かれる骸骨にわざわざ焦点を当てる映像。
 反応しない姉。
 焚火での遊び。これも危ないよと、ハラハラと。それだけでなく、サンファンの火祭り→メキシコの死者の祭りをも連想させる。日本でも、仏教の修行等の一環として行っているし、世界各国であるようだ(Wikiによると、適切に行われる限り、火傷を負う危険はないようだ)。
 負傷した逃亡者。
 ちらつくピストル。
 銃撃戦。
 死体。
 こびりついている血。
 フランケンシュタインとの邂逅。
 あの世とこの世をさまようアナ。
 医者・薬。
  …。
物語は淡々と、エピソードやシーンはつながりが特にあるわけでもなく、日常を単発的に拾っているように進むのだが、静かな静かな緊張感が持続する。
何かが起こりそうで起こらない。そんな展開に引っ張られる。

その展開をつなぐのがアナ。
この世とあの世に境目にいるかの如く。

”殺される”ことの意味すらよく解らなかったのか。
小屋にいる逃亡者に、なんのためらいもなく、近づくアナ。
逃亡者を精霊=フランケンシュタインに見立てているのなら、映画の少女と同じように「殺される」と怖がってもよいのに。
未知なるものに惹かれていくあの年代。世の中は、善意溢れるもの・キラキラしたものであふれていると思っていたあの頃。
 それが…。(食肉とかは屠殺しているだろうから、血が流れているだけで何があったかはアナにもわかるであろう)
 しかも、父が…(と誤解)。
 初めて、本当の恐怖を感じるアナ…。

それでも、目覚めたアナは、イサベルに教えてもらった呪文で、精霊に呼びかける。
このシーンの、幻想的で美しいこと。
心に残るラスト。
誰に呼びかけているのだろうか。
誰が答えてくれるのだろうか。

蜜蜂。働きづめの一生。働いた報酬は、女王蜂どころか、人間に搾取される。
フランケンシュタイン。”死体”の寄せ集め、しかも脳は犯罪者のもので作った化け物。結局、少女を殺してしまう。
 フランコ政権の暗喩としている解説もある。
”あの世”と”この世”は、フランコ政権下での生活と、フランコ政権下以外での生活のことも意味しているのか?
同時代を生きたスペインの観衆には、言葉にしなくとも共感し、それと気づくモチーフだったのだろう。

水辺で出会ったフランケンシュタイン。
 無垢なるものとしてのメタファーか、人間が作り出した化け物(≒フランコ政権)として見るかによって、意味づけが変わってくる。

とはいえ、そんな当時のことを知らなくとも、アナの物語としても永久保存版。
 ”死”というものが、”あの世”がどんなものか、怖れと好奇心で満ち溢れていたあの頃。
 ちょっと危険な遊びをして叱られたっけ。
 精霊はすぐそばにいて、怖い反面、会いたかった、あの頃。
 会えない代わりに、妖精の本とかを夢中で読んだっけ。
 そんな日々を思い出させてくれる。

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★

よくわからないことだらけで、推測で補う映画だが、私にとっての最大の疑問は、イサベル。DVDについていた解説を始めとして、私が読んだ解説は”死体ごっこをしていた”とする。
 ”死体ごっこをしていた”だけなのか?
 実は、あの時、死んでいるのでは?
 焚火越えは、死者であるイサベルたちだけが参加できる遊びなので、アナは見ていただけなのでは?
 布団でのおしゃべりも、映画を観た日は”会話”していたが、”あの日”以降は、イサベルが一方的にしゃべっているだけで、”会話”にはなっていない。
 朝食シーンでも、両親とイサベルの会話はない。
 実は、死んで精霊となってそこにいるのでは?

 だから、医者は「アナはまだ生きている」と強調したのではないか。
 ラストのシーンで、イサベルのベッドが片付けられているのは、そういうことではないのか。

 朝食のシーンで、イサベルもカップを抱えていたのは、
 しばらくイサベルもベッドで寝ていたのは、
 母が、イサベルが死んだことが受け入れられなく、イサベルが生きているようにしていただけなのではと思ってしまった。

そうすると、ラストでアナが呼びかけていたのは、精霊となったイサベル?

この点だけは、監督の解説を聞きたい。

★ ★ ★ ★ ★

(2024.4.5追記)

上記の疑問に対して、いろいろな方が様々なコメントをくださいました。おかげ様で、考察が深められました。レビューサイトの醍醐味と嬉しくなると同時に、皆様に感謝いたします。

その中で、レビュアーのiwaoz様が町山さんの解説をコメントに記載してくださいました。ありがとうございます。

町山さんの解説(監督たちの言葉)、
「姉は、フランコ政権下で生まれて、現状に問題意識の無い若者たち。」
「監督曰く『私はアナ』というセリフは、スペイン国民に対して、希望を捨てずに新しい国を作っていこう、という呼び掛けだったらしいです。」
を頭に置きながら、
 ”イザベルは死体ごっこをしていた。”→「現状に問題意識の無い若者たち」に見えるが、実は処世術で死んだふりをしているだけ。そしてアナは精霊となった逃亡兵かフランケンシュタインに呼びかけている?
 ”イザベルは死んで精霊になった。”→「現状に問題意識の無い若者たち」の魂は一度死んだが、「希望を捨てずに新しい国を作ってい」く国民として再び蘇るように呼び掛けている?
 と考えると、そこにも監督の強烈なメッセージを感じてしまいます。
 焚火を飛び越える遊びも、イザベルが象徴している人々はこういう現状にいるよということなのか…。

下手に表現したら殺されるかもしれない状況の中、検閲に対する目くらましを用いてもなお、それでも発信したいメッセージ。監督のパッションがとても強い映画なのですね。
 本当に知れば知るほどという映画だと改めて思いました。

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とみいじょん

4.0溶け込むような静かな世界

2023年3月9日
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1940年頃のスペインを舞台にした映画。
物語は大人の世界から離れた純朴な世界で進んでいく。
セリフはその場で語られているかのようで
風景は何十年も保存してきたかのようで
時間を感じさせないで映画の中にある。

血みどろの内戦のあと
その姿さえハッキリと記さない。

変わっているはずの世の中
変わってしまった大人の世界
それを疑いもなく真っ直ぐな眼差しで
じっと見つめていた少女もいつしか。。。
この眼差しが物語の行方を決める。

偽りのない映像。
これを詩と呼ぶのか。

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星組

5.0アナがストライクすぎる

2022年9月5日
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鑑賞方法:映画館
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osinco