「「M:I ファイナル・レコニング」公開まで、あと◯◯日!」ミッション:インポッシブル Mr.C.B.2さんの映画レビュー(感想・評価)
「M:I ファイナル・レコニング」公開まで、あと◯◯日!
GWだが色々あって映画館に行けない。まぁ70過ぎた私は毎日が日曜日だから関係ないんだけどね。
4月28日(月)
NHK-BSで「ミッション:インポッシブル」を。
TVシリーズ「スパイ大作戦」をブライアン・デ・パルマ監督で映画化。以後トム・クルーズが演じたイーサン・ハントを主演にシリーズ化した。以後30年にわたりトム・クルーズの代表作となって行く。
この映画は「禁じ手」を使った。TVシリーズで主役だったフェルプス(ジョン・ボイト)を悪役にしてしまったのだ。意外性とかという問題ではない。
これは、クラーク・ケントがレックス・ルーサーと組んでいたとか、ジェームス・ボンドの上司Mが犯人だった言う位の事である。(伝わっているかな?)
フェルプスの策略でイーサン以外のチームメンバーは全滅して作戦失敗、内通者に仕立て上げられたイーサン・ハントはCIA本部に忍び込み天井の通気口から侵入してCIA諜報員のリストデータをディスクにコピーして持ち出す。この辺りのカメラアングルや演出はデ・パルマか。
このディスクを巡って虚々実々の駆け引きが展開されるが、現在のシリーズのようなトムのとんでもアクションはない。
TGVのトンネル内にヘリが侵入してのアクションもCGである。
ツッコミ所もあって、通気口内にいたネズミで作戦が失敗しそうになるが、そのネズミはいつの間にかジャン・レノの横に転がっている。両手が離せなかった筈なのにどうやって退治した?
キトリッジに問い詰められたレストランで店内の大水槽を爆破して逃げるが、店内の水槽からあんなに大量の水は出ないとか。
結局、本作がイーサンとルーサーの友情の始まりで、シリーズで続いて行くのがルーサーとの信頼関係とラロ・シフリンのテーマ曲である。
まだ、トム・クルーズが若い。本当に若い。
あれから30年、新作「ファイナル・レコニング」が待ち遠しい。あと公開まで約3週間である。
劇場公開時、鑑賞済。