みじかくも美しく燃えのレビュー・感想・評価
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美しい二人がすること
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モーツァルトの美しい曲と共に
50年以上前の作品とは思えない
美しい景色の映像と古さを感じさせない
愛らしい美女と爽やかな好青年。
そんな美しい二人が、
地面に生えるキノコや木の枝の実を
むさぼるように取って口に入れる。
吐きもするが、また取って口にする。
この対比だろうか。
妻子が居ながら、別の女性と逃避行。
何度も出て来るガマクチと僅かな硬貨。
この青年は、二人の行く末をどう思っていたのか。
女性は得意の綱渡りでお金を稼ごうとするが、
セクハラまがいの雇い主と恋人が争い、金を受け取れず、ジリ貧のまま。
元の場所に戻ると、二人の仲は引き裂かれ、
脱走兵の青年は逮捕され刑務所送りとなる。
本当に美しく燃えたのだろうか。
二人お互いに好きではあったろうが、
青年の独りよがりな考えに
生活経験の少ない女性が追随してしまった
結果ではなかろうか、と考えて
命を長らえる手段を導いて欲しかった、
と願う自分がいる。
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