マリー・アントワネットのレビュー・感想・評価
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長尺のMV
衣装もセットも超豪華!
目の保養になりました〜!
でも、それだけ…。
大事な所はふわっとしてるので、感情移入出来ずに、ただただ長尺のMVを観せられてる感覚でした。
マリーの内面に惹かれることもなく、マリーを始め他の登場人物も全く掴めませんでした。
掴めないというより、表現しようとしてません。
それが物足りなく感じました。残念です。
実際の歴史を知らないので、実際どれくらい忠実なのか分かりませんが、この映画ではマリーアントワネットをふわっと掴める感じです。
好きなシーンは田舎で暮らしてるところ。
かわいい動物や花や菜園の中で、マリーらしく楽しそうに暮らす姿は、とてもかわいかったです。
憧れの暮らしでした。
目の保養としては満足。
内容を求める人には不満だと思います。
キラキラ女子向けです。
ソフィア・コッポラの真骨頂
ソフィア・コッポラの作品は本作が私にとって5作目。彼女の他の作品が好きな私にとってはかなり楽しめた。
ストーリーはマリー・アントワネットの半生をモダンなテイストで描いたもの。
まず、伝記映画として見るべきものではなく、ちょっとした青春ドラマだと認識する必要がある。ソフィア・コッポラは実際の事実からかなりデフォルメして表現しているに違いない。それで良かったと思う。ポップな描写が映画全体に一貫して連なり、一つの群像劇として成立していたからである。
本作の特筆すべき点はやはりソフィア・コッポラによる演出である。ソフィア・コッポラ特有の映像美は多くのシーンで垣間見える。自然、色彩、人間を絶妙なバランスで織り交ぜた画を撮るのが上手い。撮影にはかなりこだわっているであろう。
音楽はその時代とは相反する現代のポップス、ロックの曲を用いていたが、その映像にマッチしていたし、統一感があったので良かった。
場所や衣装などからもその優雅な雰囲気が感じられるが、製作費はさぞ膨らんだであろう。
ソフィア・コッポラはこのような作品をこれからも撮っていくだろうと痛感。女性の視点からその感情を映像美豊かに描写するのが好きなのだと思う。
絵画のように眺めているだけでその映像に酔い痴れてしまうのは彼女の作品だけである。
コンバースのオールスター!?
タイトルなし(ネタバレ)
こんな生活に憧れますね
映像がまたおしゃれ
さいごの方は子供と戯れるシーンがあり
マリー・アントワネットの映画ではめずらしいとおもった
女子の女子による女子のための映画
華やか!衣装がカワイイ!
ソフィア・コッポラが描く
全く新しいマリー・アントワネット!
ペールトーンのかわいいファッションや
ポップな音楽など、
今までにない斬新な描き方で、
見るものを引きつける!
マリー・アントワネットは、
14歳でオーストリアから
フランスのルイ16世へ嫁ぐ。
毎日美しく着飾り、朝まで舞踏会を行い、
ギャンブルをして散財する。
それは、孤独を紛らわせるためであった…
次第に悪化していく財政と、
膨れ上がる国民の不満…
フランス革命へと繋がっていく。
全体的に、華やかな時代の描写が印象的で、
ダークな史実は、深く描かれていない。
しかし、ラストのベルサイユ宮殿を後にする
マリー・アントワネットの描写は秀悦!
華やかな過去を懐かしみつつ、
未来への不安をかかえる彼女の気持ちが
良く伝わってくる!
映像美◎
豪華絢爛
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