間違えられた男
劇場公開日:1957年6月19日
解説
無実をはらそうと逃走を図るヒッチコックお得意の虚構サスペンスとは一線を画す作品。監督自らが冒頭に登場し「真実のストーリー」であることを告げている。金を借りるために生命保険会社へ出向いたマニーは、以前入った強盗犯と間違えられ拘束される。高額の保釈金を支払い、妻と共にアリバイ立証のため奔走するが……。鉄格子ごしの風景など、主人公の視点で構成されたカメラワークや、少ない台詞で無実の罪に混乱した悲壮感がリアルに描かれている。
1956年製作/105分/アメリカ
原題または英題:The Wrong Man
劇場公開日:1957年6月19日
スタッフ・キャスト
- 監督
- アルフレッド・ヒッチコック
- 製作
- アルフレッド・ヒッチコック
- 脚本
- マックスウェル・アンダーソン
- アンガス・マクファイル
- 撮影
- ロバート・バークス
- 美術
- ポール・シルバート
- 音楽
- バーナード・ハーマン