「どこまでも憂鬱な雰囲気」マイ・プライベート・アイダホ Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
どこまでも憂鬱な雰囲気
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総合:45点
ストーリー: 40
キャスト: 75
演出: 55
ビジュアル: 65
音楽: 60
不幸な生い立ちが不幸に拍車をかける。そこから抜け出る手段を知らず、頼るべき相手も持たない。自分の置かれた環境に耐え切れず自分探しの旅に出るけど、結局わかったのは自分が不幸の星の下に生まれたと言うことだけ。実は金持ちの名家に生まれたけど一種の反抗期として男娼をしていたキアヌ・リーブスと異なり、今後も彼は不幸が続くのだろうか。
リバー・フェニックス作品というから見てみたんだけど、最初からずっと憂鬱な雰囲気に満たされていて、見ているこちらも憂鬱になる。別に同性愛とか売春とかが主題として悪いとかはないけれど、どうもこの救いのない雰囲気が好きになれませんでした。
リバー・フェニックス自身も貧乏で乱れた子供時代を送ったというから、この作品に出演したのもひょっとするとそのせいかもしれません。
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