「【”ぼくの叔父さんは、ちょっと変わっている。けれどもぼくはそんな叔父さんが好きなんだ・・。”世間ずれしていないユロ伯父さんを、ジャック・タチが飄々と演じる作品。】」ぼくの伯父さん NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”ぼくの叔父さんは、ちょっと変わっている。けれどもぼくはそんな叔父さんが好きなんだ・・。”世間ずれしていないユロ伯父さんを、ジャック・タチが飄々と演じる作品。】
■ユロ伯父(ジャック・タチ)さんは変わり者の独り者。
気ままでのんきなユロ氏は下町暮らし。
甥っ子のジェラールは、そんな伯父さんのことが大好きだった。
何とか一人前の男にしようと画策する姉婿のアルペル氏は、ユロ伯父さんに仕事や女性を紹介しようとするが…。
◆感想
・トーンとしては、チャップリンの映画を彷彿とさせる。
・悪人はおらず、ユロ伯父を演じるジャック・タチの可笑しさが全面に出ている。
<色鮮やかな色彩感覚、不惑以上であれば、何処かで聞いたことのある懐かしい音楽。
効果音を巧みに使った音響の妙、アパートの不思議なデザインなど、唯一無二の世界を作り上げている作品である。>
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