「判事暗殺事件」ペリカン文書 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
判事暗殺事件
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敏腕記者だから独自調査で真実を暴くのかと思ったらネタの方から飛び込んでくる棚ボタだから凄さは無いのだけれど演じているのがデンゼル・ワシントンだから別格、殺し屋に狙われても彼ならと安心して観ていられるから不思議です、原作では白人でしたが彼で正解でしょう。ラストも映画の方が自然、恋人を殺されたばかりでいちゃつくのも何ですものね。
ジュリア・ロバーツ扮するダービーはペリカンの住む湿原の環境保護裁判に事件の鍵があると着目、後の「エリン・ブロコビッチ」にも通じる役どころに感じました。
ただ、都合が良すぎる話でもありますね。次々と関係者は殺されるのに間一髪助かることが多すぎる、爆弾が仕掛けられた車のエンジンンをかけたのは完全にアウトでしょう、別に爆弾から音が出る訳ではないのだからジュリア・ロバーツが気付くのも不自然。CIAも殺し屋をマークしていたなら他の刺客も何とかしてほしかった、女性の殺し屋登場は思わせぶり。観終わって振り返れば疑問は湧くが観ている最中は展開が読めずサスペンス感もあり十分堪能しました。
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