ベティ・ブルー 愛と激情の日々のレビュー・感想・評価
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ヒステリックを起こすほどの愛と激情の日々を感受できているのだろうか
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邦題通り、愛と激情の日々をみた。
惰性で見始めたが、最初のカットにびっくりしてしまった。飛び起きた。
中年男性のゾルグは、ベティに出会ってから毎日のようにセックスに耽る日々を送る。そして自由奔放で時にヒステリックを起こすベティに、誘われながら住まいを移ろい、生活を変えていく。
何か成長や進展があるわけでも、結末はあまりにも悲劇的である。だが私はヒステリックを起こすほどの愛と激情の日々を感受できているのだろうか。ベティに会うことができているだろうか。問われている気がする。
とにかくベアトリス・ダルが美しい。自由奔放でヒステリックを起こすベティが本当に生きているように思わせる演技だった。
またベアトリス・ダルはジム・ジャームッシュ監督の『ナイト・オン・ザ・プラネット』で盲目の女性を演じている。偶然だとは思うが、繋がりも感じて嬉しかった。
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