「スポーツ青春映画の基本」ベスト・キッド(1984) イロナクトさんの映画レビュー(感想・評価)
スポーツ青春映画の基本
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古い映画になってしまいましたが、スポーツ青春ものは80年代前半の流行でしたね。監督さんがロッキーを作った人なので、通じるものを全編に感じます。妻は「先がわかるから面白くない」と(笑)
公開当時、いじめられっこの主人公に自分を重ねて、いろいろ共感して観ていました。違和感ある日本文化の描き方は当時でも感じたけれど、今になってもハリウッドでの日本の描き方はあまり変わりませんね(汗)。
なんといっても、クライマックスのジュニア空手トーナメント。今でも興奮します!おそらく今皆さんがご覧になると「ありきたり」な展開も、当時はまだ「斬新」だったのです。
ライバルのジョニーが最後、祝福してくれますが、ジョニーの所属するコブラ会師匠の非情かつ卑劣なやり方に最後ジョニーも戸惑いの表情を見せていました。だからこそ、勝負として最後まで戦い抜き、そんな自分を打ち負かしたダニエルに対し、「負けた」を認めたのではないでしょうか。
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