ディレクターズカット ブレードランナー 最終版のレビュー・感想・評価
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2021年今観てもクール
すべてのディテールがカッコ良い。今観ても全然古くない。細部までこだわり。昔池袋の、西武からJR乗り換え途中にあった、今ならフードコートていうような、いろんな立ち食いスタンドの店があったところ、この映画のセットみたいって思ったことも思い出した。ルドガーバウアーが、かっこよすぎる。個人的には、耀く金髪男が登場してやや遠くに立ってるだけでもオーラと金髪の輝きキラキラてましびれるかっこよさなのは、本作のルドガーと、さらば青春の光のスティング様。
命が限られている、と知ることの悲しみ。命を誰かにコントロールされている屈辱。レプリカントのことだけじゃないよな、、、
途中から飽きてきた・・・
アマゾンプライムで観賞。
内容はシンプルでわかりやすく、「ロボットはどこまで人間に近づけるのか?」という問いももはや使い古された話だが(30年前の作品なのであたりまえだが)、本作もそれと似たことを扱っている。
昨今のCGバリバリの映像になれてしまっているので、乗り物や建物、SF的な演出には驚きや感動はしなかった。でも当時は最新鋭の技術で作られた映像なのだろう。そう考えるとリアルタイムで劇場観賞で来た人を少しうらやましく思う。
画面が全体的に暗く、話も暗い。主役のハリソンフォードはニコリともしない。正直、途中から飽きてしまった。「寿命」というテーマを扱う以上どうしても暗くなってしまうのは仕方ないのかな。
一昨年(2019年)の話だった
作品は当然知っていたけど、まともに観たこと無かった気がするので、今更鑑賞。
現在2021年、舞台は一昨年だった。
先進的な技術と雑多な街並み、終始降りしきる雨、それらが混在して退廃的な雰囲気の未来感。美術が見事でした。
生きたい気持ちは人間もレプリカントも一緒。
切ない。
創り出しておいて、疎ましがる。勝手なものです。
もっとアクション寄りな映画かと思ってたら哲学的でした。
創造主によって、人類もやがて同じ目に遭うかもしれませんね。
知らんけど。
趣味は映画、を自負するなら
観ておかねば。
という事で観ました。
初代スターウォーズやスペースコブラの匂いを感じますな。
世界観やビジュアルは独特で素晴らしいと思いました。映画美術的には一見の価値ありで映画業界関係者は必ずチェックすべし。芸術ですね。
でも映画が面白いかというと、あまりメリハリが効いていないので、ダラ〜としてるかも知れない(ファンの方ごめんなさい)。でも、その「ハッキリしない」、「暗い所がよく見えない」がカッコいいとかこんなの見たことないと混ざりあって観賞を重ねるのに耐えるのかも知れない。
カルト化も頷ける作品でした。
大画面で観るべきです
このディレクターズカット版は、高校生の時に劇場公開され観にいきました。オリジナルを何回も観てたにもかかわらず、圧倒的な映像美を大画面で観て、感動しました。
本作の特徴は、オリジナルにあったハリソン・フォードのナレーションがカットされ、よりソリッドかつ哲学的になった事。あとオリジナルのエンディングは未来に希望をもてるものでしたが、本作はそういうのがありません。好き嫌いは、個人個人で変わると思います。
ハリソン・フォードは、役者として思うのは、とりあえず演技派ではなくいつも無難にまとめる事。本作のような高尚なテーマでは、彼のようなスタンスをとる役者がテーマを活かすと思いました。
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