「Time to die... カルト的人気があるSF映画の古典」ブレードランナー アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
Time to die... カルト的人気があるSF映画の古典
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随分と子供の頃に観て「なんじゃ、こりゃ?」っと思った記憶があるSF映画の古典的作品です。というわけで内容もすっかり忘れてたので新鮮な気持ちで観る事ができました。
確かに映像美は今観ても素晴らしいですね!荒廃した都市の雰囲気やタイレルが住んでるピラミッド?みたいな建物等、その後多くのフォロワー作品が出来たのも納得です。如何にも原点って感じで、こういうSF映画って最近減ってきているような気もします。
レプリカント=アンドロイドな訳ですが、アンドロイドって意外と最近のSF映画にはいないですよね。どちらかというとアンドロイド作るならロボットかなって印象があります。現実社会でもアンドロイドって余り実現化されそうにないですし、やっぱ人間タイプだと色々と問題が起きそうですね。
作中レプリカントに感情芽生えたりするのですが、そこまで精巧に作んなくても良くない?っと思いました。できるだけリアルに作りたいっていう作り手の欲求なのでしょうか?それに最初っからオッサン型にしなくても良いでしょ?バッティはまだしもリオンとか。たった4年しか生きれないのに人生ずっとオッサンって切なくないですか?そりゃ、タイレルさん、恨まれても当然です。
テンポは決して良いとは言えず昔の映画なのでちょっとダレますが、このSFな雰囲気とか、若い頃のハリソン・フォードとか、レプリカントのバッティの最期の独白とか見所も多く、やっぱ語り継がれるには訳があるんだなっと思った次第でした。
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