ブラッド・ワークのレビュー・感想・評価
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なぜ評価が高いのか分からない作品
タイトルのまま、なぜ評価が高いのか分からない作品。
2年前に起きた連続殺人と現在起きてる連続殺人が関係してるのはいいが、なぜ主人公に固執するのか、暗号を解決するがただの名前を表していて特に意味無いなどツコッミどころ満載。
多分、今映画館で上映されたら低評価だらけの映画だと思う。懐古主義の人が高評価してるだけの酷い映画
謎の暗号殺人鬼
お気に入りのイーストウッドの映画を午後ロードでやっていたので迷わず鑑賞、ところが波止場のシーンで昔見たことを思い出した。
犯人捜しのミステリーなのに何ということでしょう。
ただ、原作は100万部を超えるニューヨークタイムズのベストセラー小説だから筋を知っていながら観た人も居るだろうと慰めて鑑賞。
邦題も原題と同じというのも珍しいが血が重要な伏線なので納得。凡人なら「謎の暗号殺人鬼」などと付けそうです。暗号を解くのが子供というのも「マーキュリー・ライジング」を思わせますね。
全く関連のなさそうな事件が驚く結末にたどり着くまでの推理の過程を逐次描いてゆきます、昔のノワール調の私立探偵ハードボイルドも良いですが主人公が訳アリの元FBIの敏腕捜査官だからこそ成り立つとも言え、これは原作者のアイデアの賜物でしょう。
ただ、犯人が捜査官にラブコールのような執着ぶりというのが引っ掛かります、ありうる話なのか脳科学者の中野 信子さんに訊いてみたくなりました・・。
イーストウッドならでは。
途中から犯人がバレバレで暗号にも大したひねりは無いが、イーストウッドの映画なので観ていられる感じ。その後の彼の作品に照らしてみるとメッセージ性も無く、なんでこんな映画撮ったんだろう、と思ってしまう。
残念…
昔ながらの元刑事モノながらも、地道な捜査で、どうなるだろうと展開を楽しみにしながら見た。が、捜査依頼したメキシコ女性とイーストウッドが良い仲になってしまうところで一気に冷めてしまった。。心臓悪いのに。。ジェフ・ダニエルズも単なる暇な相棒ではやっぱりなかったな。考えてみると、イーストウッドの心臓移植がきっかけで何人も死んでるわけで、めでたしめでたしとはいかないかな。
ブラッド・ワーク:事故は運命 殺しは犯罪だ
【ブラッド・ワーク:おすすめポイント】
1.この脚本は凄すぎる。最初から最後まで存分に楽しめるミステリー映画!!!
2.テリー・マッケイレブ役クリント・イーストウッドがやっぱりカッコイイ!!
3.ボートで暮らしたくなる!
【ブラッド・ワーク:名言名セリフ】
1.テリー・マッケイレブ役クリント・イーストウッドの名言名セリフ
→「事故は運命 殺しは犯罪だ」
→「コーデルとグロリアのつながりだよ 血だよ」
→「俺は心臓をもらった だが人生をもらったわけじゃない」
→「俺の人生はむなしかった だが君と知り合い 今回の事件を調べて 人生を少し取り戻した」
→「お前なんか必要じゃない」
→「でかいカジキを釣り針にかけてやりたいな」
2.グラシエラ・リバース役ワンダ・デ・ジーザスの名言名セリフ
→「グロリアの心臓がきっと導いてくれる」
→「このいくじなし 私ひとり残して死んじゃう気なの バカバカ目を開けなさいよ 目を」
3.バディ・ノーワン役ジェフ・ダニエルズの名言名セリフ
→「あんたに命をあげたんだ」
→「あんたが生きること 俺が生きること そして初めからやり直すんだよ 善と悪の戦いってやつをね」
もと FBI 捜査官が犯人をそうさする話
もと FBI 捜査官が犯人をそうさする話です。 刑事が状況を分析しながら犯人をそうさする様子が映画の大半を占めます。 個人的には、 個性的な登場人物やストーリーをすきになりました。 ただし、 派手なシーンが何もないため、 今時の [派手さを求める人達] には受け入れられないでしょう。 また、 犯人を特定したあとは、 蛇足のような アクション シーンが有り、 退屈に感じました。
一番気になったのは、 映画のタイトルじたいが内容を暴露していることでしょう。 なんとか ならなかったのでしょうか。
臓器移植を謎解きにする独創性
総合:70点
ストーリー: 70
キャスト: 70
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 55
「堕天使のパスポート」など他にも臓器移植を扱った犯罪映画はあるとはいうものの、それを普通の殺人から捜査に持ち込んできた物語は独特だし、それを利用して犯人に迫っていくという謎解きも面白かった。犯人の殺人の目的には驚かされたし、今時らしい話題をうまく使っていると思った。
だが犯人が何故そうまでしてイーストウッドとの勝負に執着するのか、彼が何故この「ゲーム」に執着するのかという描き方が今一歩弱い。そのような理由もあって犯人がわかってしまった後の直接対決は平凡だったが、中盤までの犯人像の調査と追跡がけっこう楽しめた。
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