劇場公開日 2025年1月24日

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ブラック・レインのレビュー・感想・評価

全95件中、61~80件目を表示

3.5目を見張る松田優作の狂気じみた演技

2021年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

マイケルダグラス扮する刑事ニックは、警察内部調査局で違法な金を取っていると疑いをかけられた。ニックがやけ酒を飲んでいると、松田優作扮する佐藤浩史がやって来て日本人二人刺殺した。ニックは、佐藤を追って格闘し逮捕した。しかし、佐藤は日本領事館の人間でありニックは佐藤を日本まで護送する事になった。しかし、日本で日本警察に引き渡す時に欺され逃げられた。ニックは、高倉健扮する松本刑事と合同調査する事になった。果たしてニックは佐藤を逮捕出来るのか? 松田優作の狂気な演技はやはり光るね。日本を舞台に高倉健とともにマイケルダグラスとの共演は見ごたえがあったよ。

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重

4.0迫真の演技

2020年9月19日
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故松田優作、故高倉健、マイケルダグラス、アンディガルシアをはじめ皆さんに大拍手を送りたい。素晴らしい作品でした。しかし松田優作の存在感の凄いこと。
最初の佐藤の登場シーンは映画史に残るのでは…

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kenyan

4.0ショーケンの戯言

2020年6月28日
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鑑賞方法:VOD

興奮

松田優作が命を削りながら演じた佐藤、本来の役名は"弘法"であり演ずるは"萩原健一"である。

実直な刑事を演じた高倉健、アル中でクビ寸前の刑事役として"勝新太郎"が演じる筈だった、役名は"市"もちろん「座頭市」から。

勝新太郎の兄でもある若山富三郎の大親分は"藤山寛美"に決まっていた。

アンディ・ガルシアの役は"トム・クルーズ"が演じ、ニューヨーク市警の上司はジーン・ハックマン。

プロデューサーやキャスティング・ディレクターと直で会い、打ち合わせも行ったショーケン。

新宿歌舞伎町での撮影は断念、舞台を香港に変える発言をするマイケル・ダグラス、日本側のスタッフから大阪を提案する。

黒澤明の「影武者」降板騒動から牙を抜かれたかのような勝新は、英語が出来ないからと消極的な態度で本作を降りてしまう。

様々な問題が山積みになり、ショーケンの負担も限界に達し最初の「ブラック・レイン」は頓挫する。

優作でスタートした撮影も途中、何も知らされないで再度、ショーケンにオファーされたらしい。

俺の代わりに逝ってしまった優作、、、不謹慎に思われるセリフを吐いちゃうショーケン。

こんな信じられない、大嘘極まりない話をマジメに語ってしまうショーケン、そこがまた彼らしいのであり、憎めないのは確かだが、真実は何処!??

そりゃぁ、観たかったヨ、佐藤を演じるショーケンを、でも優作が演じる佐藤は全てのキャスト陣を喰ってしまう演技というか存在感が異様で、鬼気迫る凄みがスクリーンを支配している。

危ない雰囲気とギラついた目が印象的な当時のM・ダグラスに絶好調な売れっコ俳優だったA・ガルシア、国民的なスターの健さん、松田優作が全てを掻っ攫って逝ってしまった。

内田裕也と安岡力也が間で見守るように、だからこそ撮影も乗り切れたのかな、心強い仲間だったのであろう。

あの曲、小学生の時は何も知らずカッコ良いと適当に口遊んだり、歌うはグレッグ・オールマン!サザンロック最高な"The Allman Brothers Band"な訳で、今になると複雑な心境でもある。

健さんが歌う「What'd I Say」ハスキーな声で、レイ・チャールズに負けず劣らず??

リドリー・スコットの美的センスと近未来なディストピア感が混沌とした雰囲気を醸し出し、大阪の街に覆い映し込む斬新な映像描写が一際に素晴らしい。

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万年 東一

4.5【今作で、他の日米の数々の素晴らしき俳優よりも圧倒的な存在感を発揮していたのは、松田優作である。】

2020年6月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、TV地上波

怖い

難しい

幸せ

―リドリー・スコット監督が、今作の”黒い雨”を経験していない狂気のヤクザ、”サトー”役に松田優作を抜擢した理由が、彼が出演した森田芳光監督の「それから」の演技を見て決めたという理由が、久しぶりに今作を鑑賞して腑に落ちた。-
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 彼の、日本人離れした長身、鼻筋の通った風貌、そして何よりも迸る狂気である。
 「それから」はご存知の通り、夏目漱石の名作の映画化作品で、アクションシーンは勿論全くない。
 が、”高等遊民“長井代助を演じた松田優作の抑制した演技からは、”狂気性”が明らかに滲み出ていた。
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 今作の布陣は、主役の型破りな殺人課の刑事ニックを演じたマイケル・ダグラス、相棒チャーリーを演じたアンディ・ガルシアを始め、日本サイドでも、高倉健、若山富三郎、内田裕也、國村隼(分かるかな?)と豪華キャストである。
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 だが今作が強烈に印象に残っている要因は、チャーリーを”かッと開いた口とサングラスの奥の、禍々しい目で見据え”、バイクに乗り、日本刀の先端をアスファルトの地面に付け火花を散らしながら、ニックの眼前で切り殺すシーンや、
 世話になった筈の親分、菅井(若山富三郎)の前で指を詰めるシーンと、その後、表情を一変させ”かッと開いた口を開け”菅井の手に刃を立てるシーン、
 等、松田優作演じた”サトー”が出演するシーンである。

 メインストーリーとしては、アメリカの型破りな刑事と、日本の堅苦しい警察組織の中で生きる高倉健演じる松本警部の男同士の繋がりを描いているのであるが、
 個人的には、松田優作の圧倒的な存在感が、この映画の魅力である、と思ってしまうのである。

<彼は今作での素晴らしい演技で、ワールドワイドでの活躍が期待されたが・・。
 彼の遺した財産が、今や邦画界を牽引している事実には、敬服せざるを得ない。>

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NOBU

4.0ヒロシマではない黒い雨

2019年10月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

リドリー・スコットが大阪を舞台にした警察ドラマを作り、1989年の日本を的確に捉えたアクション映画。
アメリカのはみ出し刑事(マイケル・ダグラス)が若い部下(アンディ・ガルシア)と共に、日本人犯罪者(松田優作)を引き渡すため日本にやってくる。
ところが偽警察にまんまと騙され、大恥をかくことに。
大阪府警の警部補(高倉健)の協力を得て、日本のヤクザ抗争を追いかける。
雨の好きなリドリー・スコット、大阪はいつも濡れていた。

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いやよセブン

5.0松田優作、最初で最後のハリウッドデビュー作。

2019年7月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

松田優作さんの狂気感でる役ですごい衝撃を受けました。ダークナイトでジョーカー役を演じたヒースレジャーさん以来だと思います。
そして何より、マイケルダグラス×高倉健の日米の友情そして松田優作の病を背負っての渾身の演技に世界はどんな影響を受けたのだろうか。
そして、もし松田優作さんがまだ生きていたらハリウッドですごい大作に出てたかもしれない。また、松田龍平・松田翔太の親子共演もできたのではないかと思います。
※今年で彼の死から30年心からご冥福お祈りいたします。

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HIDE Your Eyes

3.0面白いけど

2019年5月11日
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設定がありえない。
日本人的に見たらコメディ

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マルボロマン

3.5前観た時は

2019年1月6日
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鑑賞方法:VOD

前観た時は松田優作の演技に引き込まれて良かったのですが、観直してみたらイマイチでした。

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hide1095

3.0高倉健の存在感

2018年11月11日
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鑑賞方法:TV地上波

日米の名優たちが集結した名作。
正直、ストーリーはたいして面白くないけど、高倉健と松田優作の好演が光る。ただ、大阪が舞台にしては、関西弁があまり聴こえないのには違和感あり(他にも違和感はいろいろあるけど…)。

さて、日本人が多数出演してるってコトで、日本では凄く人気のある作品だけど、海外での評価はどうだったんかな?

まぁ、とにかく高倉健の存在感は、やっぱり凄い。

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n.yamada

4.0骨太映画

2018年11月11日
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鑑賞方法:TV地上波

興奮

これは骨太な映画ですよ。
ストーリーも演出も骨太だし、出演している役者もみんな骨太。
見応えあります。

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光陽

3.0島木譲二も亡くなりました

2018年10月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 惜しくも松田優作の遺作となってしまった映画。日米との温度差も感じられるほどの逸話が数多く存在しているのも興味深いところだけど、これを劇場で観なかったことが悔やまれます。しかし、マイケル・ダグラスも変な刑事でしたなぁ~もう健さんが困っちゃうじゃないですか。

 アンディ・ガルシアがバイク軍団に囲まれて殺されてしまう理不尽なシーン。そして松田優作が指を詰めるシーン、バイクを走らせて格闘するシーンなど、ストーリーよりもアクションが目立った映画。島木ジョージも頑張ってた(笑)

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kossy

4.0✰久し振りに鑑賞✰

2018年7月22日
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鑑賞方法:VOD

興奮

当時観た時も、凄いなーという感想だったけれど、今観ても凄いなーと思う。

映像が「ブレードランナー」と被って、大阪の街が不思議な空間に映っていて面白い。
うどんを食べるシーンとか そんな感じw

米国と日本のカルチャーのギャップも、最後はお互いに受け入れ補い合う所も良かった。

後は、なんと言っても 松田優作!!!
あの鬼気迫る演技は当時観た時も、勿論今観ても 変わらず凄いと思った。
ハリウッド映画で、米国俳優と堂々と渡り合える役者さんは少ないと思う。
もしも今 生きていたらどんな芝居をしていたのかな〜?と思うと、本当に惜しい人を亡くしてしまったと思いますね。

アンディ・ガルシアもメッチャ若いし、日本映画は余り観ないけれど、高倉健さんも本当に素晴らしい演技をする役者さんだなと思った。

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m@yu-chan

4.5松田優作の鬼に迫る名演

2017年11月19日
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泣ける

興奮

知的

この映画が凄いのは、大阪の風景を見事に描いてくれたリドリースコットそしてスタッフの素晴らしさ。そしてこの映画の後、癌で早逝する松田優作のまさに「鬼に迫った」名演だ。
高倉健、若山富三郎の意外にも見事な英語、最初は日本人を「Fuck you very much」とさけずんでいたマイケルダグラス扮する主人公ニックが、最後は日本人を尊敬していくところ。それぞれがいい味を出している。
そして何といっても最後まで最高の悪人「セイトウ」を演じきった松田優作。ブレードランナーにおけるルトガーハウアーに通じるものがある、まさにプロの役者だった。それらが絡み合った名作だと思う。

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地元はどこでもワンダーランド

4.0遺作‼️

2017年7月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

怖い

難しい

松田優作の遺作になった作品‼️ずっと観賞したかった‼️
見た感じだと松田優作が全然病気だとは思わない演技に凄いと感じた‼️

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たか

4.5元気でな、カウボーイ

2017年5月28日
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興奮

色々言われてる映画だけど、かなり面白い映画だと思います。面白いというか、カッコイイ映画ですね。

最後のニックの台詞、「元気でな、カウボーイ」これにはしびれました。
あと、健さんもかっこいいですね。

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ハワイアン映画道の弟子

3.0あの頃のアメリカから見た日本イメージ映画

2017年4月14日
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年代を感じるファッション、街並み、音楽、そして日本イメージ。高倉健は、ハリウッドでもブレない存在感。主人公に最後まで思い入れができないのがツライ。人間的な未成熟なら許せるが、道徳的に納得できないキャラが主人公だと感情移入できない。後半、少しずつ成長が描かれるが、それでも個人的にはスッキリしなかった。警察とヤクザの結託もやはり時代のせいかもしれないが、大ヤクザがカッコよすぎじゃないか。阪急の雰囲気がとても良かった。

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ハッチ

5.0映画史

2016年12月10日
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日本映画史にして欲しい作品です。

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テクノ ライジング・ファロン

3.5日米合作だから?

2016年8月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

単純

実に27年越しの鑑賞だった。大学生の頃に、生協で前売り券を売っていたのが、すごく記憶に残る作品で、以来、観たいと思いつつもなかなか機会がなかった…。
細々と違和感があり、まあ、こんなもんかなという感じだった…。これは日米合作だからだろうか…。
もっと松田優作は鬼気迫る演技をしていると思っていたけど、なんか微妙な感じがしなくもなかった。
ただ、ブラック・レインとは、そういう意味だったのね…って、少し驚きがありました。

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kawauso

3.5ただただ松田優作の狂気が印象に残る。彼が死を賭して挑んだ作品、宜な...

2016年7月1日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ただただ松田優作の狂気が印象に残る。彼が死を賭して挑んだ作品、宜なるかな。もはやマイケルダグラスも引き立て役に過ぎない。
悲しすぎるのは、そのダグラスの控えに我らが健さん。許し難い。健さんがダグラスに説教する場面が救いではありました。
個人的に結末がやや不満。なんじゃこらー!(笑)

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はむひろみ

3.0●優作さん怖すぎる

2016年6月12日
PCから投稿

たまらんな。このキャスティング。優作さん怖すぎるわ。

バブル絶頂期だよね。ヤクザも絶頂期だ。きっと。若山富三郎が渋すぎる。関西が舞台なのもよい。繁華街やら工場やら棚田やら。

ブラックレイン。親分が10歳の時に見た地獄。その後、日本人は自分を見失い、だからあんなん出て来るんだ!と。はっきりいって作品の中身と関係ないけど、そのチョイスは好き。

ストーリーは単純明快。マイケル・ダグラスvs松田優作。健さんの誠実さも、日本人らしさの演出か。キライじゃない。ただ、最後のキスシーンは興ざめだ。まあ、あの時代のハリウッドだし、ご愛嬌か。

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